ブルース・スプリングスティーン、全楽曲の権利を売却

ブルース・スプリングスティーンが録音した音源とソングライティングを手がけた楽曲のすべてを、米ソニー・ミュージックグループが獲得したことが明らかになっている。
◆ブルース・スプリングスティーン画像
交わされた2つの契約には、「明日なき暴走」や「ボーン・イン・ザ・USA」「ダンシン・イン・ザ・ダーク」「グローリィ・デイズ」「ザ・リバー」「ハングリー・ハート」「ブリリアント・ディスガイズ」「アイム・オン・ファイア」などを含むすべての楽曲に関する原盤権と音楽出版権が含まれるという。楽曲のカタログの購入に際しては、エルドリッジ社がソニー・ミュージックパブリッシングと提携した。
スプリングスティーンは1972年に米コロンビア・レコーズと契約を結び、73年にデビュー作『アズベリー・パークからの挨拶』をリリース。2020年には通算20作目のスタジオ・アルバムとなる『レター・トゥ・ユー』が発表された。
50年近くに及ぶコロンビア・レコーズ(ソニー・ミュージック)とのレコーディング・キャリアを振り返り、スプリングスティーンは次のように述べている。
「1972年にコロンビア・レコーズと契約したことは正しかった、そう心から言えるアーティストが私だ。この50年間、ソニー・ミュージックの皆さんは、アーティストとしてもひとりの人間としても私に最大限の敬意をもって接してくれた。私のレガシーが、私が知り、信頼している人々と会社によってこれからも大切にしてもらえることに感激している」
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