ホワイトスネイクの新ベーシスト「女性だって男性だって同じ」

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ホワイトスネイクに新たに加入したベーシストのタニヤ・オキャラハンは、女性プレイヤーという点でも注目を浴びているが、彼女はバンドに女性メンバーがいることが、早く標準化してほしいそうだ。

タニヤは『For Bass Players Only』のインタビューで、ホワイトスネイク初の女性メンバーになることをどう思うかと問われると、こう話した。「最近は、どのジャンルにおいても優れた女性ミュージシャンが増えたと思う。それって素晴らしいことね。もちろん、まだ十分とは言えないけど。私は常に、それがフツーであってほしいと思ってる。男対女ってことにはしたくない。ただ、バンドにもっと女性プレイヤーがいて、それでフツーって状態になってほしい。いまだと、“おお、女性プレイヤーか”ってなりがちでしょ。じゃなくて、ベース・プレイヤーよ(笑)」

「ホワイトスネイクから発表があってすぐ、私のところには親たちからのメールが殺到したわ。“娘を公演に連れて行き、女でも何だってできるって見せてあげられるのが楽しみ”とか。いいことだって思った。でも、私にとっては結局のところ、それを標準化したいってことなの。女だからって騒がれるんじゃなく。“女性のベース・プレイヤーってどんななんだろう?”ってことが注目されがちだけど、男性のベース・プレイヤーと全く同じよ(笑)」


タニヤ・オキャラハンは先月、約10年バンドに在籍したマイケル・デヴィンの後任としてホワイトスネイクに加入した。7月にはシンガー/マルチ・プレイヤーのディノ・ジェルシックの参加も告知されており、2022年5月に新ラインナップによる初の公演が開催される予定。

Ako Suzuki
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