ReN、自身最大規模の<ReNBRANDT Tour>完走。サプライズゲストも登場

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ReNのライブツアー<ReNBRANDT Tour>が12月25日、大阪・サンケイホールブリーゼで最終日を迎えた。

◆ReN画像

同ツアーは最新アルバム『ReNBRANDT』を引っさげて全国8か所で開催されたもの。東京と大阪での初のホール公演を含む、自身最大規模のライブツアーとなった。以下、12月23日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されたセミファイナル公演のオフィシャルレポートをお届けする。

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10月22日の札幌から始まった<ReNBRANDT Tour>は、アルバム『ReNBRANDT』のリリース後初のツアーとなるため、初めて披露する楽曲が多く、それに加えて久しぶりのライブということもあり、会場に駆け付けたファンは開演前からそわそわと、どこか浮足立ったような高揚感に包まれていた。

いよいよ開演時間。ReNは自然体な飾らないファッションで、ギターを携えて登場。「東京のみなさん、こんばんは!」と挨拶すると、初のホールでの公演ということで、思わず「ひろいな!」とつぶやく。

1曲目に披露したのはアルバム収録曲から「Laid back」。リラックスした雰囲気のまま会場を和ませる。あたかもオーディエンスにせめてこの時間だけは、肩の力を抜いて、リラックスしてライブを楽しもうよ、との彼からのメッセージのようだ。

1曲目終了後、「ついにきました! 東京みんな元気だった? みんなの顔をみたくて、昨日は武者震いして眠れませんでした!」とReN。そんな雰囲気を2曲目「City Lights」でがらりと変える。ループステーションを駆使し、夜の街並みを駆け抜けるような疾走感で一気にギアを上げ会場を盛り上げる。その後も最新アルバム『ReNBRANDT』と過去曲を織り交ぜてライブは進んでいく。



「初めてReNのライブを観るよって人多いかもしれないけど、足元にループステーションという機材を置いて、今日いろんな音が積み重なっていくんだけど、今日しか出せない音を使って一個一個音を積み上げて、その上のグルーヴで歌っていくから! いいね!」とこれからのループステーションを駆使した展開を示唆していく。

「前回の<HURRICANE Tour>が途中でできなくなって。なんかやってきたことがリセットされたような感じになって。自分がすごく独りぼっちになってしまった感じがするんだけど、でも自分が作ってきた楽曲が、苦しい日々、苦しい時代に、それぞれの人のもとで確かに鳴っていて、それがその人の力になっているんだっていうのが (自分に)返ってきてくれることがうれしくて。やっぱり言葉にしてメロディ乗っけて誰かに届くように歌って、放っていこうと。ある種今回の『ReNBRANDT』というアルバムの方向性を見出してくれたような1曲が去年の6月にできました」と話し「We’ll be fine」を披露。自分の気持ちと向き合いながら変わっていく女性の気持ちを表現した「あーあ。」。そして、そのアンサーソングとして男性が主人公になり物語を紡ぐ「アナログの空」と3曲続けてのアコースティックなパフォーマンスを披露。ReNの温かみのある優しさや親しみやすさが、会場の距離感をぐっと近づける。

その後MCではツアー道中を振り返りスタッフとの面白おかしいハプニングを披露。チームとしての結束力の高さをうかがわせると、「この先の未来、お前ら抜きじゃ絶対に生きられない」と歌う「Friends Forever」を軽快に奏でる。会場のファンも右に左に体を揺らしてその空間を楽しんでいた。

そして、フロアとの一体感に包まれた会場から一気に雰囲気を変える。アルバムの中でもひときわダークな空気を纏った「Rainbow (feat. Taka)」に突入。なんとこの曲で、アルバムでも共演しているONE OK ROCKのTakaが登場するというサプライズが! 重低音に包まれる音の渦の中を2人の声がハーモニーを奏で一緒に歌いあげるという奇跡のような瞬間を目撃した会場は、より一層の熱気に包まれた。

終盤には「みんなの盛り上がりはこんなもんじゃないよね?」とあおり、「存在証明」を披露。「みんなに活力を与えたい」とラストは「Life Saver」、「Teenage Dreamers」と怒涛のスパートでアップテンポな楽曲を畳み掛け、本編は終了した。



鳴り止まないアンコールに応えて登場すると、「今日は本当にありがとう! 苦しいこといっぱいあったけど、一生懸命アルバム作ってよかった。みんなそれぞれのステージで明日からもまた戦うと思うから、俺も負けられない。最後に次会う日までのエネルギーをこめて、もう1曲だけ歌います!」

こう話し、CMソングとしても注目を集めた「One Last Try」のアコースティックバージョンを力強く歌い、東京公演は幕を下ろした。

photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER)

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なお、生配信された東京公演のアーカイブ映像は12月26日まで配信中。ReNは2022年3月に初の自主企画2マンイベント<One by One>を開催することも決定している。

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■<ReNBRANDT Tour>2021年12月23日(木)@東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) セットリスト
1. Laid back
2. City Lights
3. Illumination
4. Dream
5. Can’t get enough of you
6. We’ll be fine
7. あーあ。
8. アナログの空
9. Friends Forever
10. Umbrella
11. Rainbow (feat. Taka)
12. 存在証明
13. Life Saver
14. Teenage Dreamers
En. One Last Try

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<ReNBRANDT Tour>

アーカイブ配信:2021年12月26日(日)まで
詳細:http://ren-net.com/news/news211207.html

デジタルシングル「Traveling Train」

2021年12月15日(水)配信開始
https://ReN.lnk.to/TravelingTrainPu

<One by One>

2022年3月23日(水)東京・Spotify O-EAST
OPEN 18:30 START 19:30
ACT:ReN、Coming soon

2022年3月24日(木)東京・Spotify O-EAST
OPEN 18:30 START 19:30
ACT:ReN、Coming soon

[問]
SMASH 03-3444-6751
HOT STAFF 03-5720-9999

詳細:http://ren-net.com/news/news211223.html

アルバム『ReNBRANDT』

2021年9月8日(水)発売
購入、配信リンク:https://ren.lnk.to/ReNBRANDTPu
1. City Lights
2. Running Forward
3. Can’t get enough of you
4. One Last Try (feat. Maisie Peters)
5. あーあ。
6. Rainbow
7. Laid back
8. Don’t Let Go
9. アナログの空
10. Teenage Dreamers
11. We’ll be fine

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