【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ボーカル(bocall)」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第29回のお題は「ボーカル(bocall)」です。

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ファゴット(バスーン)に取り付けられる金属製の湾曲したパーツで、先端にリードをつけて息を吹き込み、それによって発生した振動を楽器本体に伝える役割を持つ。クルークとも呼ばれる。

ボーカルには長さの違う6種類があり、「00」「0」「1」「2」「3」「4」とナンバーで呼ばれている。「00」が一番短く、数が大きくなるにつれて長くなる。異なる長さのボーカルを使い分けることで、今日は気温が低く楽器のピッチが下がるので短いボーカルを使うといった、気温や湿度など演奏環境に応じたチューニングが可能になる。

材質は洋白、真鍮、銅、銀、金などさまざまな金属が用いられている。

長さ、材質、メッキ、形状など、さまざまな要因が折り重なることで、ボーカルによって音色が変わると言われる。

ちなみに、歌声を意味するvocalではなく、吹き口を意味し、bocallと綴る。


文:竹内伸一



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