和楽器バンド、伝統芸能・文化をサポートする“たる募金”プロジェクト第四弾で沖縄伝統文化・芸能を支援

和楽器バンドが、日本の伝統芸能・文化をサポートする活動“たる募金”プロジェクトの第四弾実施が決定した。

同プロジェクトでは第一弾の試みとして、三味線の製造、修理を担い、国内シェア6割という有数の製造技術を持ちつつも廃業の発表があったメーカー「東京和楽器」への支援を決定。＜和楽器バンド 真夏の大新年会 2020 横浜アリーナ 〜天球の架け橋〜＞会場での募金、オンラインでの「たる募金」募金サイト、更に銀行振り込み口座やオンライン配信での課金システムと、ライブの収益の一部を合わせた総額約800万円を東京和楽器に贈呈した。

第二弾では広島県・福山市を通して、福山の琴工房への支援を実施。400万円を寄附金として、和楽器バンドのメンバーを代表して箏のいぶくろ聖志が、枝廣直幹福山市長に贈呈を行なった。そして、福山市内の小・中学校の箏曲部に琴が寄贈される予定だ。

第三弾は、たる募金としては、初めての楽器以外の伝統文化支援となる“岐阜和傘”への支援を決定。和傘はボーカルの鈴華ゆう子がライブのステージ上で必ず使用する、和楽器バンドのライブパフォーマンスでは楽器と共になくてならない重要は演出の一部となっている。先日、鈴華ゆう子が代表して岐阜市役所を訪れ、一般社団法人 岐阜和傘協会へ全国ツアーを通して募金された総額570万円を和傘職人の後継の育成に役立ててもらう為に寄付した。

2022年は沖縄が本土復帰を果たして50年となる節目の年ということもあり、たる募金第四弾は沖縄県に伝わる三線やエイサー等の伝統芸能・文化、楽器製造を支援する為に実施されることが決定した。沖縄県文化振興会様も協力し、沖縄の伝統文化・芸能の現状をヒヤリングしながら具体的な募金の使用方法を決定していく予定とのことだ。

今回対象となるのは、1月9日（日）に開催される＜和楽器バンド 大新年会2022 日本武道館 〜八奏見聞録〜＞会場でのたる募金と、オンラインでの受付、口座振込での受付を予定している。



◆和楽器バンド オフィシャルサイト