【インタビュー】安斉かれん、「22歳の私が思うことをしっかりと描きたい」

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■音楽は本当に大事な存在なので軸は音楽でありたい

──そして、連続リリース4作目となる「一周目の冬」は、まったく違うミディアムチューンの曲です。

安斉:これまで3作がずっと強めな曲だったので、今回は日常を切り取ったあったかい曲にしたかったんです。この曲はカップルが初めて迎える冬をイメージして書いたんですが、こういった日常の幸せに気づけることを描きたかったんですよね。なかでも、冷蔵庫とか、本当に普通の固有名詞を入れて観たんです。そうすることで、より親近感が出るのかなって思ったんです。この曲はより多くの人が経験したことがある瞬間を切り取っているので、主人公になりきって聴いてもらいたいですね。

──歌詞にある、冷蔵庫のステッカーは、かれんさんの“リアル”ですか?

安斉:リアルです(笑)。私、冷蔵庫にステッカーをめっちゃ貼っちゃうんです。お店に行った時にもらったものや、ちょっとしたものにも、ひとつひとつに思い出があるんです。この主人公のカップルも、そういうものを集めているんだろうなって思いながら歌いました。



──これまでの声を張るような歌声とはまったく違う声が、優しかったです。

安斉:よかった~。これまでは、レコーディングでは、その時のベストの歌声を入れるために、フレーズごとに歌って、音をはめていくような手法だったんです。でも、この曲は通して歌って、感情を大切にしているんです。

──ミュージックビデオも優しい雰囲気になっているのでしょうか。

安斉:はい。まだ完成していないのですが、今までで一番優しくて、淡い色をつかったものになっているんです。形で言ったら丸! 角がない!

──楽しみにしてますね。今回はたくさんのイラストレーターさんとのコラボをされていますが、もともとイラストが好きなんですか?

安斉:そうですね。もともと絵を観るのが大好きなんです。イラストレーターさんだけでなく、美術館にも行って、よく観ています。

──描くこともあるのでしょうか。

安斉:描くこともあるんですが、そんなお見せできるものではなく…! 歌で、歌で勝負します!(笑)


──あはは。ちなみに、今後はどんな曲が待っているのでしょうか。

安斉:これからの作品も、驚いてもらえるようなガラッと変わった曲になっていければなって思っているので楽しみにしていてください!

──ちなみに、いまかれんさんが聴いているのはどんな音楽なのでしょうか。

安斉:音楽は本当にジャンルレスに聴いています。以前は洋楽ばかり聴いていたんですが、いまはHIP HOPも聴くし、J-POPももちろん聴くようになりました。そうすることで、自分の引き出しを増やしている最中です。最近では、ルーカス・グラハムや、SALUくんも聴きますし、OASISやキーシャ・コールなども聴いています。

──すごいジャンルレスですね!

安斉:時代もバラバラなんですが、やっぱりいい音楽は時代関係ないですよね。いろんな音楽と出会えるのがすごく楽しいです。

──そういえば、映画『ちょっと思い出しただけ』にも、等身大の姿で出演されていましたが、すごくナチュラルでしたね。

安斉:わ~! ありがとうございます! 松居監督に、“好きにやって”って言われていたので、本当に好きに喋っていて(笑)。

──今回お話しして、“あの姿が本当の安斉かれんさんなんだ”ってわかりました(笑)。

安斉:あはは! その通りです。めっちゃいい映画なので、こちらも観てもらいたいですね。

──これからも、女優と歌手、どちらも並行して活動していく姿は見られそうですね。

安斉:機会があれば、やっていきたいですね。ただ、私にとって、音楽は本当に大事な存在なので、軸は音楽でありたいと思っています。

──歌詞では、こういう事を書き続けたいという想いはありますか?

安斉:ずっとお話ししているんですが、私は歌詞を等身大で書いていきたいんです。なので、今年も22歳の私が思うことをしっかりと描いていきたいですね。


──そういった意味では、この1年でかなりの知名度が上がったと思うのですが、どんな心境の変化がありましたか?

安斉:私自身は驚くほど変わっていないんです。もちろん、SNSのフォロワーの数が増えたりと、目に見えて変化はあるんですが、とくに何かが変わるということはないんです。みなさんのコメントも、すごく励みになりますしね。

──ネガティブなコメントに対しては、心は揺らがない?

安斉:私、まったく気にしないんですよ。本当にどうでもよくて(笑)。

──最高!

安斉:匿名でなにかネガティブなメッセージを書く人って本当にどうでもよくて。それよりも匿名でいいコメントをしてくれる人が本当に素敵だなって思うんです。なので、私はいいコメントしか見ないようにしているんです。

──どんな世代でも、そのネガティブなコメントに悩んでしまう人も多いと思うんです。

安斉:その相手を想像するといいと思います。もし、その人がいま、目の前に現れて、面と向かってそれを言える人なんていないと思いますし、私、その人に勝てる自信があるんですよ(笑)。そのくらいのマインドが大事だと思うんです。

──本当にそうですよね。なんか勇気が出てきた…!

安斉:あはは! もちろん、アドバイスは聞きますよ。でも、よくわからない人からの悪口は、本当に受け入れる必要ないと思うんです。いまは、悪いことを書いたらすぐに訴えられる時代ですし、純粋にやらない方がいいよって伝えたいですね。


──では2022年のプライベートの目標を教えてください。

安斉:実はいま、ピアノのレッスンに通っているんです。さらに、爪を短くしてギターを習おうかなと思っていて。ギターは持っているんですが、どうしてもFの壁を超えられなくて挫折してしまっているんです(笑)。今後、ピアノとギターは活動に取り入れて行けたらいいなと思っているので、本気で始めたいですね。

──ライブの幅も広がりそうですね。今の状況下が収まったら、行きたい場所はありますか?

安斉:たくさんあります! 私、ごまさばとお酒が大好きなんです。なかでも二階堂という麦焼酎が大好きなので、大分県に行きたいですね。あとは、北海道に行ってお寿司も食べたいし…!

──夢が膨らみますね!

安斉:はい! もちろん、なによりやりたいのはライブなので、全国をライブで回りながら、おいしいお酒も飲めたらいいなと思っています(笑)。

取材・文◎吉田可奈
写真◎青木早霞(PROGRESS-M)

楽曲配信情報

7作連続配信シングル
第4作「一周目の冬」1月19日配信
配信リンク:https://kalenanzai.lnk.to/1shumenofuyu

第3作「現実カメラ」配信中
配信リンク:https://KalenAnzai.lnk.to/genjitsucamera
MV:https://youtu.be/hsOoHLYh6Sw

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