アイアン・メイデン、小規模な会場で『Senjutsu』全プレイ・ツアーを計画
アイアン・メイデンは、最新アルバム『Senjutsu』をフル・プレイするツアーを計画しているという。興味がないファンもいるであろうことから、通常より小規模な会場での開催を検討しているそうだ。
◆アイアン・メイデン画像
フロントマンのブルース・ディッキンソンは、クリス・ジェリコのポッドキャスト『Talk Is Jericho』でこう話した。「この計画は秘密ってわけではなく……、俺ら、あのアルバムを最初から最後までプレイしようって話をしてる。でも、今回じゃない。俺ら全員、恐らくこれは筋金入りのファン向けだってことは承知している。“ふーん、俺は行かないよ”って人たちもいるだろう。だから、その解決策として、通常より小さめの会場でプレイする。そうすれば、筋金入りのファンでチケットはソールドアウトするだろう」
5月からスタートするツアーでは、『Senjutsu』からの新曲だけでなく、これまで通り過去のヒット曲もプレイするが、セットリストの最初の3曲は『Senjutsu』に収録した最初の3曲「Senjutsu」「Stratego」「The Writing On The Wall」にしようと考えているそうだ。「“The Writing On The Wall”をはじめ、最初の3曲はみんな、知っているはずだ。それに、“Senjutsu”は素晴らしいオープニング・トラックになるだろう。すごくドラマチックだからね。それらが終わったら、“Legacy”の世界へ戻る」という流れを検討しているという。
アイアン・メイデンの通算17枚目のスタジオ・アルバム『Senjutsu』は昨年9月に発表され、全英で2位をマーク。ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー、スウェーデン、ギリシャなどで1位に輝いた。
Ako Suzuki
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