Shōtaro Aoyama、2nd EP『Shiretoko』デジタルリリース

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Shōtaro Aoyamaが、2nd EP『Shiretoko』をデジタルリリースした。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

日本にある土着的な音楽を、現地の演奏家と制作し楽曲リリースする音楽レーベル“Hyōgu”。前作のアイヌ音楽とのコラボレーション作品『Ainu Utasa』に続く第二弾である今作は、「知床の自然」をテーマにTHE NORTH FACEのサポートの下、知床国立公園内でのフィールドレコーディングや撮影を行い完成させたという。

現代の和太鼓音楽の第一人者である林英哲氏を師とする和太鼓奏者の小泉謙一氏や、ミュージシャンの浮(Buoy)が楽曲に参加し、知床の大自然のダイナミクスを音で表現している。また、サカナクションや、THE NORTH FACEのプロジェクトで仕事を共にした、北海道を代表するミュージシャン/DJ、Kuniyuki Takahashi氏のリミックスを収録。今後は奄美大島島唄や、沖縄琉球音楽など、日本各地の音楽とのコラボレーション作品のリリースを予定しているとのこと。

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【サカナクション 山口一郎氏コメント】
ファッション、音楽、映像と東京とパリで様々な経験を経て、青山君がようやく発見したバランス感覚。
僕はその物語のほんの少ししか彼と関われていないけれど、この作品を聴くと、その道筋が如何にタフで、複雑で、しかし有益で人に恵まれてきたか感じ取れます。
ようやく新しい物語に突入したんだね。これからも楽しみです。

【本人コメント】
今回訪れた知床では、夕暮れ時には静かな海に流氷が漂っているかと思えば、夜が深まると波が強まり力強い音が聞こえてくるなど、過ぎゆく時間の中に漂う揺らぎやダイナミクスを感じました。
その一方で、東京では都市やインフラ、人々の生活など、それら全てが時間やルールというグリッドの中で規則的にお互いのバランスをとりながら共存しています。
こうした2つの土地がもつ背景を元に、知床の環境音と太鼓が生み出す有機的な音、シンセサイザーやノイズのデジタル的で無機質な音といった、対照的な要素を一つに融合させるような楽曲を制作しました。

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『Shiretoko EP』


Release: 2022.1.19
Format: Digital
Label: Hyōgu

Track:
1, Wildlife
2, Ryūhyō/ 流氷
3, Spring Awakening
4, Ryūhyō/ 流氷 (Kuniyuki Remix)
5, Tidal Motion

配信リンク
https://friendship.lnk.to/ShiretokoEP

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