ブラッド・スウェット&ティアーズ、創設メンバーのディック・ハリガンが死去

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ブラッド・スウェット&ティアーズのオリジナル・メンバーの1人、ディック・ハリガンが1月18日、イタリア・ローマにて78歳で亡くなった。自然死だったという。

◆ブラッド・スウェット&ティアーズ画像

ハリガンの娘で、Bitter:SweetのメンバーであるShanaがSNSを通じ、訃報を伝えた。

ハリガンは1967年から1971年までブラッド・スウェット&ティアーズに在籍。ファースト・アルバム『Child Is Father To The Man』(1968年)ではトロンボーンを演奏していたが、アル・クーパー脱退後の作品ではキーボードやフルートもプレイした。

ブラッド・スウェット&ティアーズの初期の4作、『Children Is Father To The Man』(1968年)、『Blood, Sweat & Tears』(1968年)、『Blood, Sweat & Tears 3』(1970年)、『B, S & T; 4』(1971年)を制作。セカンド『Blood, Sweat & Tears』は7週間全米1位に輝き、グラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほか、収録曲「Variations On A Theme By Erik Satie」が最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞した。「Redemption」や「Lisa Listen To Me」などの楽曲も共作している。

ブラッド・スウェット&ティアーズを脱退後は、映画『A Force of One』『The Octagon』やドラマ『Holmes And Yoyo』の音楽を制作するなど、作曲家として活躍した。





Ako Suzuki
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