アリス・クーパー「ロックンロールと政治がねんごろになるわけがない」

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アリス・クーパーは、ロックンロールと政治が親密な関係を築くことはできないと考えているそうだ。

◆アリス・クーパー画像

彼は『Creative Loafing Tampa Bay』のインタビューで、保守的で右派系の思想を持ち、積極的に発言するテッド・ニュージェントとの関係について問われた際、こう話した。「テッドと俺はデトロイトで一緒に育った。彼はいつも吠える口を持ってた。そうなると、誰も彼とはいられない。それが彼の本質なんだろうと思ってるよ。俺は政治について話さない。俺は政治が嫌いだ」

「俺は、ロックンロールと政治がねんごろな関係になるとは思わない。そう思う人も多いがな。俺らには声があり、その声を活用すべきだからだ。でも、ロックンロールは反政治的であるべきだと、俺は思う。俺の両親が政治について話し始めると、俺は(ザ・ローリング・)ストーンズをできる限りでかい音でかけてた。政治の話なんて聞きたくない。いまでもそう思う」

「俺の音楽や公演は、君らにCNNからの休暇を与えるように考案されている。意味わかるだろ? 俺はそこで何か説教するつもりも、誰かをやっつけるつもりもない」「誰に投票しろなんてことも言わない」

アリスはまた、このインタビューで、アリス・クーパー(バンド)のアルバム『Muscle of Love』(1973年)でコラボした、先月亡くなったロニー・スペクターについて問われると、「彼女はロック界で最高にいかす女の子だった」「すごくカッコよくて、素晴らしい声を持っていた」と称賛した。

アリスは現在、アルバム2枚を同時に制作しているそうだ。2作はタイプは異なるが、どちらもアリス・クーパーのピュアなロックンロール・アルバムになるという。



Ako Suzuki
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