アダム・ランバート、アデルの公演延期の決定に理解を示す

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アデルは先月、米ラスベガスで開催予定だったレジデンシー公演を開幕前日に延期すると告知し、波紋を呼んだが、アダム・ランバートは彼女の決断を後押しするという。

◆アダム・ランバート画像

アデルは初日公演を翌日に控えた1月20日、「ごめんなさい……でも、公演の準備が整っていないの。間に合うようにとできる限り力を尽くしたけど、物流の遅れとCOVIDにより、完全に打ち砕かれた。クルーの半分、チームの半分がCOVIDに感染し、まだ回復していない。公演をやるのは不可能なの。いまは、私からみんなに与えるものがない。ひどく落ち込んでるわ。直前で、ごめんなさい」「動揺しているし、恥ずかしく思ってる。本当にごめんなさい」と涙ながらに話し、公演の延期を発表し謝罪した。

アダム・ランバートは、これについて英国の新聞『The Sun』にこうコメントしたという。「アデルはすごく正直で傷つきやすい人だ。だから、あのビデオは見るのが辛かった。ツアーをやったことがあるアーティストなら誰もが、コントロールのきかないことが起こり得ると理解している。彼女は意図せず、そういう状況に陥ってしまった。公演の準備が整わなかった」

「僕は、アデルもそうだろうけど、公演っていうのはファンと彼らの体験のために開くものだと思ってる。アーティストが公演の出来に満足していなかったら、それはオーディエンスにも伝染する。ソロ・アーティストなら尚更だ。全てその人にかかっているんだから。正当なものでなければならない。じゃなければ、オーディエンスに失礼だ。彼女は軌道に戻そうと最善を尽くしているに違いない。みんな、素晴らしい公演が観られるよ」

アデルは今月、トーク番組『The Graham Norton Show』に出演した際、「(ラスベガス長期公演は)100%やる。年内、絶対にやるわ」と明言している。



Ako Suzuki
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