純烈、約半年ぶりの温浴施設ライブ「やっぱりホームグラウンドは楽しいです」

純烈が約半年ぶりに温浴施設でのライブを再開。2月24日に栃木・大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原「鳳凰座」で公演が行われた。

◆ライブ写真

2021年9月に東京の主戦場とも言えるお台場大江戸温泉物語が閉館したことにより、温浴施設でのライブを中断していた純烈。今公演では、ソーシャルディスタンスを保って配席されたチケット争奪戦を勝ち抜いた120名を沸かせた。

会場となったのは、お台場と同じく大江戸温泉物語グループの施設であり、お台場のスタッフが塩原に異動となったことでステージが実現したという。



ライブ当日、ファンがペンライトを振る中、スーパー銭湯ライブならではの幕が開くと、いきなり2月9日に発売し、21日付けオリコン週間演歌・歌謡ランキング1位（総合7位）を獲得した「君を奪い去りたい」でスタート。2021年に全国ロードショーとなり、既に続編の公開が発表されている純烈初主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』の主題歌「NEW（入浴）YORK」と続ける。リーダーの酒井は「スーパー銭湯アイドルは肩書だけじゃない、ということを証明できるようになってよかった」と話した。



続いて2021年の「第54回日本作詩大賞」を受賞し、NHK紅白歌合戦でも歌唱した「君がそばにいるから」、新曲のタイプAのカップリング曲「来た道行く道」、そしてハッピー＆ブルーの名曲「星降る街角」を披露。ここから更に盛り上がりを見せ、「失恋ピエロ」「勇気のペンライト」「愛をください～Don’t you cry～」「愛は大丈夫」「しのび哀」を熱唱した。

最後は映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』のエンディングテーマ曲にもなっている「心のままに」で幕を下ろした。



純烈のスーパー銭湯ライブでは名物となっている、客席で握手しながら歌う「ラウンド」はまだ実現できなかったものの、終演後の写真撮影会はファンとメンバーの間にアクリル板を立てて実施。酒井は「久々でちょっと緊張しましたが、やっぱりホームグラウンドは楽しいです。これからどんどんお風呂屋さんで歌っていきます！」と語った。

4月には、関西のスーパー銭湯・箕面温泉スパーガーデンでのライブを再開。コロナ禍前の2020年2月以来となる。