【ライヴレポート】ASH DA HERO × a flood of circle、対バン<GACHINKO>で「さあ、前を向いていこうぜ」

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ASH DA HEROが2022年2月より3ヵ月連続で自身主催ガチンコツーマンバトル<GACHINKO>を開催する。同ツーマンは、2月にa flood of circle、3月にThe BONEZ、4月にROTTENGRAFFTYを迎えて行われるもの。「敬愛するロックバンドと真剣勝負がしたいと思い、果たし合いを申し込みました」とはASHの弁だが、その第一弾となる“vs a flood of circle”は、やはり膨大な熱量を伴うものとなった。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆ASH DA HERO × a flood of circle 画像

ソロとして活動してきたASH DA HEROが、2021年9月のZepp Tokyoでのワンマンライブでソロプロジェクトを完結させ、5人編成の新ロックバンド“ASH DA HERO”として始動することを発表した。バンドになったからこそ実現させたいことのひとつとして、以前から口にしていたのが、対バンライブ。その第一弾となるASH DA HERO主催ツーマン<ASH DA HERO presents “GACHINKO” ASH DA HERO vs a flood of circle>が、2月24日(木)、渋谷Spotify O-EASTで行なわれた。



▲MAKE MY DAY

まずゲストアクトとして登場したのは、国内外で活動する東京のメタルコアバンドMAKE MY DAY。バンドにとってこの日は、ドラマーがメンバーチェンジ後の初のステージとあって、相当な気合いの入りっぷり。1曲目「Mind Haven」から殺戮のギターリフに、人間ワザとは思えぬマシーナリーなリズムを組み合わせ、ツインヴォーカル体制でシャウトやスクリームをたたみ掛ける。さらにフックある美麗なメロディまで決める。

Julian(G, Vo)はHYDEのソロプロジェクトでギタリストを務めていたことでも知られているが、そのJulianも含め、メンバー全員のテクニカルなプレイも圧倒的。わずか20分の持ち時間ながら強烈なインパクトと共に灼熱のライブを作り上げた。



▲a flood of circle

赤と青のライトで彩られたロックンロールの雰囲気たっぷりなステージに現れたのはa flood of circle。赤い革ジャン姿の佐々木亮介(Vo, G)は、手にした缶ビールを一口あおり、バンドサウンドが炸裂すると同時にグレッチギターをかき鳴らし、「オウ、イェー! おはようございます!!」と覚醒のスイッチをONへと切り替えた。それを合図に始まった「Beast Mode」。躍動感あるロックンロールと鋭利なヴォーカルが炸裂しまくる。メンバーチェンジなど紆余曲折もあったが、止まることなく転がり続け、今年で結成から16年目に突入したa flood of circle。音の一発ずつ、歌詞の一言ずつが説得力の塊だ。“牙剥け”や“絶望を超えて必ず辿り着け”など全ての言葉がポジティヴに響く。

「こんぐらいの広さならマイクなくても聴こえるね」とコードを鳴らしながら佐々木が歌い始めたのは「白状」。ファン投票の結果、MVが制作されることが決まった曲であり、つい先日、完成したMVが公開になったばかり。ヒリヒリとした歌声で生きる理由を歌ったナンバーだ。曲に浸り、魂をわし掴みにされるオーディエンスの姿が会場に広がった。



▲a flood of circle

「ASH君って、かわいくないっすか? この間、初めて会って。今日、パーティだと思って来てるんですけど、知らない人がパーティ呼んでくれたなって。嬉しいじゃん。それで“やる前にしゃべりましょう”って会ったんですけど、かわいいですね。GACHINKOって言われちゃったんで、“覚悟しとけよ!”って感じですよね。でも胸ぐら掴みつつ、“よしよし”(頭をなでる仕草)みたいな、不思議な気持ちで来てるんですけど(笑)」──佐々木亮介

笑顔で「Are You Ready to Rock'n'Roll!」と叫びながらライブは後半へ。ロックンロールを軸にしながら多様なセンスを飲み込んだ曲の数々。“くたばるんじゃない”と気合いを入れてくれる歌やメッセージ。a flood of circle浴びるにつれ生き生きとした表情になっていくオーディエンスばかりだ。そして今日の出会いに感謝するようにa flood of circleがラストに決めたのは「I LOVE YOU」。佐々木は缶ビールをボトルネック代わりに弾くわ、両ひざをついてギターをかき鳴らすわ、テンションも爆上がり。その熱いロックンロールステージは、当然、ASH DA HEROの5人を覚醒させたはず。



▲ASH DA HERO

そして流れ始めたのはSE「Super Dinosaur」。ステージに勢いよく飛び出したのはWANI(Dr)、Dhalsim(DJ)、Narukaze(G)、Sato(B)の4人。それぞれオーディエンスを煽りながらスタンバイすると、そのまま「Super Dinosaur」をバンドサウンドで轟かせた。直後、「Are You Fxxkin' Ready,SHIBUYA!! ロックンロールしようぜ!」とASHが力の限り叫んだ。

その言葉から始まったのは「からっぽの街」。ソロ時代からファンに愛されている曲のひとつだ。しかし今、この曲に命を吹き込んでいるのはロックバンドになったASH DA HERO。同じ曲でありながら同じではない。なぜならASHにとって、ここはもう、からっぽの街ではない。ソロとして活動してきたものの、いつかまたバンドをやりたいと願っていたASH。この街で最高の仲間達と出会い、そしてバンドのメンバーとして共に歩んでいくことになった。寂しさやあきらめに似た気持ちを描く「からっぽの街」だったが、今、鳴らしているその曲の奥には力強さが宿っている。



▲ASH DA HERO

さらに続くのはASH DA HEROがロックバンドになってから初めて作った「Avengers」。ロカビリーテイストもたっぷり含んだ曲で、オーディエンスから自然に起こるハンドクラップがご機嫌に曲を彩る。そのハンドクラップはメンバーも刺激。それぞれが激しいライブパフォームで主張しながら、オーディエンスを煽ったり、オーディエンスとアイコンタクトを決めたりと、生のライブならではの熱いコミュニケーションを巻き起こす。そこからラップも飲み込んだ「DAIDARA」をロックバンドらしくド派手に決めると、会場に渦巻くのはとんでもない熱さと一体感。

メンバーそれぞれが音楽的なキャリアを持った5人で結成されたASH DA HERO。互いの個性を尊重することも当然あるとは思うが、ステージではメンバー同士がいい意味でガチンコの関係のように見える。互いに食ってやろうぐらいに。その気持ちが折り重なったとき、得体のしれない勢いが生まれるもの。さらに闘う相手を見つけたとき、えげつないパワーも湧き上がるものだ。今、まさにASH DA HEROはそれを身に着け始めている。



▲ASH DA HERO

「ガキの頃にパンクロックに蹴り飛ばされた気持ちを、俺、このコロナ禍になって思い出して。俺を蹴り飛ばしてくれたパンクロックみたいに、みんなが沈んじゃうような気持ちのときに、カーンと蹴り飛ばして、さあ、前を向いていこうぜって。そんなイベントできないかなと思って主催したのが、このGACHINKOです。カッコいいバンドしか出てません、凄いライブやるバンドしか出てません。俺達、ASH DA HEROは結成して、まだ半年しか経ってません。初めての対バンライブです。新人バンドのつもりで全力でいきます。みんな、今日、何しに来たんだ。遊びに来たんだろ! オマエに言ってるんだ!!」──ASH

一人残らずガチンコを仕掛けるのがASH DA HERO流だ。そこからa flood of circleの佐々木を呼び込んで始めたのがオフスプリングの「Want You Bad」。二人が初めて会って話したのはライブ数週間前のことだが、前からa flood of circleはASHにとって憧れの存在だった。その佐々木と、ガキの頃に自分を蹴り飛ばしてくれたオフスプリングの曲を一緒に歌うという幸せ。缶ビール片手に歌う佐々木に「酒臭いよ〜」と文句を言いながらも、ついついこぼれてしまうのは笑顔だった。



▲ASH × 佐々木亮介


その後はASH DA HEROがロックバンドになってから作った新曲を主軸にして展開。タイトに引き締まったバンドサウンドを轟かせながら、メンバーそれぞれが火花を散らし合うようなアレンジもあれば、厚みあるアンサンブルでバンドとしての強さを発揮する場面も。バンドとしてまだまだ始まったばかりながら様々な側面も見せつける。そして今回のGACHINKO第一弾はもちろん、3月の第二弾、4月の第三弾と対バン相手は強敵揃い。そうしたライブを通してバンドとしてどう磨きを掛けていくのか。ASH DA HEROへの期待は高まっていくばかりだ。

取材・文◎長谷川幸信
写真◎堅田ひとみ


■<ASH DA HERO presents「GACHINKO」>



【ASH DA HERO vs a flood of circle】
2021年2月24日(木) 東京・渋谷Spotify O-EAST
open17:00 / start18:00
出演:ASH DA HERO / a flood of circle / MAKE MY DAY(ゲストアクト)




【ASH DA HERO vs The BONEZ】
2021年3月22日(火) 東京・渋谷Spotify O-EAST
open17:00 / start18:00
出演:ASH DA HERO / The BONEZ / Newspeak(ゲストアクト)
▼チケット
一般発売:1月22日 10:00〜
各種プレイガイド



【ASH DA HERO vs ROTTENGRAFFTY】
2021年4月22日(金) 東京・渋谷Spotify O-EAST
open17:00 / start18:00
出演:ASH DA HERO / ROTTENGRAFFTY / 桃色ドロシー(ゲストアクト)
▼チケット
一般発売:1月22日 10:00〜
各種プレイガイド


■ASH DA HERO3ヶ月連続新曲デジタルリリース

▼2月9日(水) 「Avengers」




▼3月2日(水) 「Remember」



▼4月6日(水) 「Just do it」


■a flood of circle<Tour 伝説の夜を君と>

2月26日(土) 大阪BIGCAT
3月09日(水) 神戸太陽と虎 (w/THEイナズマ戦隊)
3月11日(金) 熊本Django (w/THEイナズマ戦隊)
3月12日(土) 鹿児島CAPARVO HALL (w/THEイナズマ戦隊)
3月19日(土) 水戸LIGHT HOUSE
3月21日(月・祝) 八戸ROXX
3月22日(火) 八戸ROXX
3月24日(木) 盛岡CLUB CHANGE WAVE
4月12日(火) 千葉LOOK
4月14日(木) 新代田FEVER
4月16日(土) 金沢vanvanV4
4月17日(日) 長野Live House J
4月21日(木) 京都MUSE (w/DOES)
4月22日(金) 広島CLUB QUATTRO (w/DOES)
4月24日(日) 高知X-pt. (w/DOES)
4月30日(土) 横浜Bay Hall (w/DOES)
5月07日(土) 仙台Rensa
5月12日(木) 帯広MEGA STONE (ゲストあり)
5月14日(土) 旭川CASINO DRIVE(ゲストあり)
5月15日(日) 札幌PENNY LANE24(ゲストあり)
5月27日(金) 名古屋BOTTOM LINE
6月01日(水) 岡山PEPPERLAND
6月03日(金) 福岡BEAT STATION
6月04日(土) 大分club SPOT
6月10日(金) 大阪梅田TRAD
6月12日(日) 高松DIME
7月08日(金) 東京LINE CUBE SHIBUYA

■a flood of circle 11th Full Album『伝説の夜を君と』

2021年12月22日(水)発売
【通常盤(CD)】TECI-1756 ¥3,300(tax in)
【初回限定盤(CD+特典CD)】TECI-1757 ¥4,950(tax in)
【伝説のBOX】TEI-219 ¥16,500(tax in)
※初回限定盤+ライブ5本分を収録したDVD4枚+グッズ付き豪華BOX仕様
※レーベルオンラインショップ限定発売


▼CD収録曲
01. 伝説の夜を君と
02. 北極星のメロディー
03. クレイジー・ギャンブラーズ
04. Welcome To Wonderland
05. セイントエルモ
06. A
07. バタフライソング
08. 狂乱天国
09. テンペスト
10. 白状
11. R.A.D.I.O
12. ブレインデッド・ジョー
13. 世界が変わる日
▼初回限定盤特典CD収録曲
※2021.10.16 下北沢SHELTER<AFOC COVER NIGHT>より
01. Blues Drive Monster (the pillowsカバー)
02. Black Market Blues (9mm parabellum bulletカバー)
03. 群青日和 (東京事変カバー)
04. BLACK BANANA (Reiカバー)
05. メリールー (SIX LOUNGEカバー)
06. WINDOW開ける (UNISON SQUARE GARDENカバー)
07. ひとりぼっちのジョージ (THE PINBALLSカバー)
08. コバルトブルー (THE BACK HORNカバー)
09. フルカラープログラム (UNISON SQUARE GARDENカバー)
10. About A Rock’n’ Roll Band (the pillowsカバー)


■ASH DA HERO × 佐々木亮介 [a flood of circle] 直筆サイン入りチェキ プレゼントキャンペーン概要

【応募資格】
・日本国内にお住まいの方
・Twitterアカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 Twitterアカウントから投稿される応募用のツイートをキャンペーン期間内にリツイートした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でご参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
※ダイレクトメッセージを受信拒否設定している場合、参加とみなされません。

【賞品名・当選人数】
ASH DA HERO × 佐々木亮介 [a flood of circle] 直筆サイン入りチェキ
2名様

【応募方法】
1.BARKS編集部 Twitterアカウント「@barks_news 」をフォローしてください。
2.BARKS編集部 Twitterアカウントから下記キャンペーン期間中に投稿されるキャンペーン応募用の投稿をリツイートしてください。
3.上記で応募は完了となります。
※フォローを外すと応募権利がなくなりますのでご注意下さい。

【応募期間】
2022年2月15日(火)〜2022年3月15日(火)23:59まで
上記期間内にされたリツイートが応募対象です。

【当選発表】
Twitter DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
専用フォームで必要事項を入力ください。

【賞品発送】
配送は国内のみ、賞品は2022年3月中に発送予定です。
※やむを得ない事情により賞品の発送が若干遅れる場合がありますので予めご了承ください。
※ 以下のような場合には、ご当選の権利を無効とさせていただきます。
1.ご住所入力の不備により、賞品がお届けできない場合。
2.ご不在などにより、運送会社での保有期間を超えて賞品をお届けできなかった場合。

【ご注意事項】
転売 (不特定多数への転売、オークションなどを含む)目的でのご応募は、ご遠慮願います。

【個人情報取扱い】
お客様からいただいた個人情報は、賞品の発送及び、サービスの開発や、個人を特定しない統計資料、当該プレゼント/モニタにおける商品の発送、及びそれにまつわるサポートのために利用いたします。上記以外の目的で個人情報を利用する場合は、予めその目的を明示し、お客様の同意を頂いた場合のみ、個人情報を利用いたします。
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