【ライブレポート】大島花子、柔らかく優しく和みと和らぎの歌声を披露

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2021年10月27日に3年ぶりとなる3rdアルバム『百日紅の木の下で』をリリースした大島花子。今回はそのリリースを記念し、大島の音楽には欠かせないプロデューサーでパートナーの笹子重治 (Gt)に、バイオリンとチェロの弦楽器、ゲストにはジャケットを手掛けた絵本作家・荒井良二を迎えて、コットンクラブで行われた。

「みなさん、一緒に乾杯してから始めましょうか。乾杯!」とMCから始まったライブ。M1は父である坂本九と交流のあった竹内まりやの「元気を出して」のカバーからスタート。M4とM5は父親をテーマにした「パパ(プリンセスプリンセス)」と「親父 (坂本九)」の2曲をカバー披露。MCでは自身が思春期の時に親父臭をかいだことがないエピソードと、ブリンセスプリンセスの「パパ」の楽曲制作秘話も併せて紹介。M6とM7は母親を題材にし、オリジナル曲の昭和歌謡ふうな「午後三時」と、自身もシングル作品としてカバーしてる美輪明宏の「ヨイトマケの唄」を披露して前半を終えた。


休憩を挟んだ後半。荒井良二を迎えたM8「Lumiere」では、演奏している最中に1枚の絵を完成させるという音楽×ARTのコラボレーションに挑戦。両手で描く過程はモニターに映し出され、会場の大オーディエンスも興味津々で目を釘付けにされた。M10では会場から仙台出身で何度か共演している畠山美由紀が登場。大変な時期で、淋しいし、不安だけど、みなさんが幸せでありますように祈りを込めてと「見上げてごらん夜の星を(アルバム初収録)」を二人で歌唱。お客さんの拍手が暖かい灯火となりが会場を揺らした瞬間だった。最後はアルバムタイトルの「百日紅の木の下で」を歌い90分のライブは終焉を迎えた。


大島花子に歌声には里山の魅力と同じ、心が自然に「くつろぎ」「ほっとする」そんな不思議な安心感がある。そして日本人の郷愁、琴線にふれる、和(和み)と和(和らぎ)の無理ない空間がふっーと毎回創り出される。そんな気がする。外は冬を取り戻した冷たい風が吹いていたが、お客さんは大島花子の温かい声に、春を告げられたかのようなほっこりした気持ちで、帰路についたのではないだろうか。

【セットリスト】

<Hanako Oshima Live in Cotton club>
2022.03.04(金)東京・丸の内コットンクラブ
M1 元気を出して
M2 若いってすばらしい
M3 ここで君を待ってるよ
M4 パパ
M5 親父
M6 午後三時
M7 ヨイトマケの唄
M8 Lumiere
M9 鉱夫の祈り
M10 上を向いて歩こう
M11 会いたい人よ
M12 見上げてごらん夜の星を
M13 百日紅の木の下で

ライブ・イベント情報

大島花子 静岡ツアー
「百日紅の木の下で」
 大島花子(vo) 笹子重治 (gt)
4月1日(金)in LIVING ROOM(静岡)
静岡県静岡市葵区七間町10-9 シンワビル 4F
18時開場  19時開演
チャージ 3000円(別途ドリンクのオーダーをお願いいたします)
ご予約サイト http://www.living-room.jp/event/hanakooshima-5/?fbclid=IwAR0e1Fo2ADDUrwaJRBqmCnh_D6o_RajbXx_iZvJkfgo2hJzYOcovPIuZEkU

リリース情報

2022年10月27日発売3rdアルバム『百日紅の木の下で』
2,800円 (税込)/販売元キングレコード株式会社
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