レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー「反ヘア・メタルな態度、傲慢だった」

ツイート
Photo by Sandy Kim

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーは、バンドを結成した当時、人気のあったヘア・メタル・バンドたちを愚弄していたが、今振り返ると、それは傲慢だったと思うそうだ。

彼は最近、『Classic Rock』誌のインタビューでこう話したという。「俺らは間違いなく、アンチ・ヘア・メタル・シーンだった。俺らは、“あいつら、くたばっちまえ。俺らはアンダーグラウンドで、アート・ロックで、エキサイティングなイーストサイドの男たちだ。あいつらは所詮、エアロスミスやキッスの焼き直しだ”ってな感じだったよ。今思い返せば、偉そうだった。彼らの中には素晴らしいバンドがいっぱいいた。ガンズ・アンド・ローゼズは凄いバンドだった」

「ある種の傲慢さがあったんだ。“世の中がなんだ、制度や権力なんかくそくらえ、俺らは俺らだ。自分達のやり方で自分達のことをやる。俺らはストリート・キッズだ”ってやつだよ」

しかし、その反骨精神がオリジナルの音楽を作ろうというモチベーションにもなったそうだ。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、4月1日に6年ぶりの新作『Unlimited Love』をリリースし、6月4日にヨーロッパで新ツアーを開幕する。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報