ニッキー・シックス、エディ・ヴェダーの発言「なんで俺のバンドを話題にするのかわからない」

モトリー・クルーのニッキー・シックスは最近、パール・ジャムのエディ・ヴェダーからディスられ、反撃したものの、そもそもヴェダーがなぜモトリー・クルーについて話題にしたのか理解できないそうだ。

◆モトリー・クルー画像

「誇らしくはないが、誰かが家族＝モトリー・クルーを傷つけようとするなら、そいつを傷つけてやろうとする」のが自分の性分というシックスは、ブラジルの音楽評論家Regis Tadeuとのインタビューで、「俺のバンドを挑発するなら、俺は多分、言い返すってだけだ。でも、なぜ彼が俺のバンドについて話すのか、そこが理解できない」と話した。

「彼は成功者だ。そうだろ。彼はプライベート・ジェットで飛び回り、安全な地域の豪邸で暮らしてる。スタジアムをソールドアウトさせている。それでいて、リサイクル・ショップで買ったような服着て、90年代の男みたいなフリしてる。そんなんで、俺のバンドを叩くな」

ヴェダーは80年代のメタル・バンドを軽蔑していたというが、シックスは、その後台頭してきたグランジ、ニルヴァーナのようなバンドを推していたそうだ。リリース前の『Nevermind』をMTVに持ち込み、「このバンドをチェックしろ」と薦めていたという。

ヴェダーは先月初めに公開された『The New York Times』のインタビューで、「“Girls, Girls, Girls”にモトリー・クルー、クソだ。僕は大嫌いだった。連中の見せ方、女性の見せ方、大嫌いだった。虚しさを感じてた」と話し、シックスは即座に「今日、パール・ジャムのシンガーがどれだけモトリー・クルーを嫌っていたか読んで、笑っちまった。彼らが史上最も退屈なバンドの1つであることを考えれば、賛辞のようなものだろ？」と言い返していた。


Ako Suzuki