【俺の楽器・私の愛機】684「あれから10数年」

【fender テレキャスター　USAかな？】（東京都三鷹市　なりたけ　33歳）


田舎出身の私の母親は、小さい時にピアノを習いたかったものの、近くに先生がいない&もろもろの事情で独学？で弾けるようになったと聞いてます。その子供である私には、小さい頃からピアノ教室に通わせ、毎日数時間練習させるぐらいのピアノ教育ママに進化。

けれどもピアノはやらされるものという認識だった私は、たまたま課題曲になった当時のポップスにどハマり。ピアノよりもギターかっこいい！ということでピアノ教室からギター教室に転向。そのときにアコギを買ってもらって、中学に入って少しするまではギターを習ってました。

その後高校でバンド組もうぜ！の流れでバイトに勤しみバーニーのレスポールモデルを握ったり、大学に入ってfenderのジャガーを購入したり様々あったものの社会人になってからは楽器さえも触らなくなりました。

社会人になって10数年。プライベートでも仕事でも余裕が出てきた私は、ふとしたきっかけで表題のテレキャスターを手に入れることになりました。

小さい頃から音楽に触れてたからなのか数十年ぶりでも指は動くし自由に使えるお金はあるわでエフェクターからサブのギターを購入しまくり、作ったボードは3つ、モズライトも二本買って先日も別のギターも買ってしまい、家の中は楽器だらけ。

今では休みの日はこのテレキャスターとボードを持って一人でスタジオに行く日々。生涯続けられる趣味を持たせてくれた母親に感謝。

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自分が楽しめているのも親のおかげ…という一言から、感謝と謙虚な気持ちが伝わってきます。そういう心持ちで鳴らすサウンドは人を幸せにしますよね。だって音楽ってそういうものだから。楽器と会話し、自分に問いかけ、音がほとばしっていくのが楽器演奏の本質：リアルだから、なりたけさんのサウンドはきっと心地よく場を響かせることでしょう。いちごピックも美味しそうだし。（JMN統括編集長 烏丸）


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