ミューズ、4年ぶりニューアルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル』8月リリース

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Photo by Nick Fancher

ミューズが、約4年ぶりとなる9thアルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル(Will Of The People)』を8月26日(金)にリリースすることが決定した。

◆アルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル(Will Of The People)』画像

日本ではソニーミュージックからのリリースで、本作が移籍第1弾作品となる。また、今年1月に発表した「ウォント・スタンド・ダウン(Won’t Stand Down)」に続く新曲「コンプライアンス(Compliance)」が本日3月18日より配信された。

ミューズのフロントマン、マシュー・ベラミーはアルバムについて以下のように語る。

  ◆  ◆  ◆

「『ウィル・オブ・ザ・ピープル』はロサンゼルスとロンドンでレコーディングされた作品で、世の中で高まる不確実性や不安定性に影響を受けている。パンデミック、ヨーロッパの新たな戦争、大規模な抗議活動や暴動、内乱未遂、欧米の民主主義の揺らぎ、権威主義の台頭、山火事や自然災害、そして世界秩序の不安定化。そういったこと全てが『ウィル・オブ・ザ・ピープル』の世界観を特徴づけている。今は西側の王国にいる僕たち全員にとって不安で恐ろしい時代だ。そして僕たちを長い間育んできてくれた自然界は正真正銘の脅威にさらされている。このアルバムはそれらの恐怖や、次にやってくるものへの準備をパーソナルな形で切り抜けていく作品なんだ」

  ◆  ◆  ◆



またニュー・シングル「コンプライアンス」については、以下のように述べたということ。

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「この曲は権威主義的なルールに服従して、排他的な集団に受け容れられるために偽りの中に安住することを歌っているんだ。脆弱な時代には、ギャング、政府、虚偽情報、ソーシャル・メディアのアルゴリズム、宗教が僕たちを誘惑して、独断的な規則や歪んだアイディアを作って従わせる。そういった連中は気分が安らぐような神話を売りつけたり、真実を説明できるのは自分たちだけだと言ってきたりしながら、同時に僕たちの自由、自主性、そして独立的な考え方を抑えつける。僕たちは単に強制されるだけじゃなくて、やつらが選んだ部外者たちに対して日々憎悪を向けさせられ、僕たち自身の理性や思いやりといった心の声には目をつむるように、追い詰められ、怯えさせ、統制される」

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「コンプライアンス」は即効的な中毒性を持ち、滑らかなシンセサイザーの音や歪んだオルタナ・ポップの要素が施されている。 「ただ、追従してほしいだけ / もう痛みを感じることはない / これ以上の抵抗はやめて / ただ追従しさえすればいい」と歌う間、潰したドラム・サウンドや断続するベース・ラインによって、曲のパワーが膨らんでいく。ジェレミ・デュラン監督によりポーランドで撮影されたこの曲のミュージック・ビデオは、映画『ルーパー』(2012年の米SF映画)にヒントを得ており、マスクをした3人の子供たちが未来の自分たちを破壊することにより、ディストピアの抑圧的な世界から逃れようとする姿を追う。



『ウィル・オブ・ザ・ピープル』はミューズによるセルフ・プロデュース作品。主なコラボレーターは、8曲のミキシングを手がけ、複数のグラミー賞受賞歴を持つセルバン・ゲニア、「ウォント・スタンド・ダウン」のミキシングを担当したダン・ランカスター、「キル・オア・ビー・キルド」で追加のリミックスを行なったアレックス・フォン・コーフなど。デジタル・アルバムの予約も本日よりスタートし、予約特典として「コンプライアンス」と「ウォント・スタンド・ダウン」の即時ダウンロードが可能だ。



「コンプライアンス」

3月18日リリース
再生・DL・デジタル・アルバム予約:https://SonyMusicJapan.lnk.to/MuseComp

アルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル』

8月26日(金)世界同時発売
※日本盤CDの詳細については決定次第発表いたします
●デジタル・アルバム予約&「コンプライアンス」再生・DL・はこちら
https://SonyMusicJapan.lnk.to/MuseComp

<収録曲>
1. Will Of The People / ウィル・オブ・ザ・ピープル
2. Compliance / コンプライアンス
3. Liberation / リベレイション
4. Won’t Stand Down / ウォント・スタンド・ダウン
5. Ghosts (How Can I Move On) / ゴースツ(ハウ・キャン・アイ・ムーヴ・オン)
6. You Make Me Feel Like It’s Halloween / ユー・メイク・ミー・フィール・ライク・イッツ・ハロウィーン
7. Kill Or Be Killed / キル・オア・ビー・キルド
8. Verona / ヴェローナ
9. Euphoria / ユーフォリア
10. We Are Fucking Fucked / ウィ・アー・ファッキング・ファックト

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