SOPHIA復活、日本武道館公演を10月11日開催決定

松岡充と豊田和貴からなるMICHAELが本日3月27日(日)、東京・EX THEATER ROPPONGIにてツアー＜MICHAEL LIVE 2022 Chapitre VII 最終章＞のファイナル公演を開催した。同公演はMICHAEL活動停止前のツアー最終日であり、そのステージ上にてMICHAEL活動停止の理由と共に、「2022年10月11日、約束の場所 日本武道館で、SOPHIA復活」と自らの言葉でSOPHIA再始動発表が届けられた。

◆＜MICHAEL LIVE 2022 Chapitre VII 最終章＞ 画像34点

「前に進んでいたら、いつかまたどこかで会える…」という松岡の前向きな言葉を残し、SOPHIAが全国ツアーファイナルの日本武道館公演をもってバンド活動を休止したのが、2013年8月12日のこと。“1994年結成”と“1995年デビュー”というアニバーサリーを2年連続で行うことが常となっていた当時のSOPHIAだが、結成20周年を翌年に控えた2013年8月12日、松岡の誕生日当日にバンドが休止。「今日は僕が生まれた日だから、泣かないで…」という松岡の言葉は、本来であればお祝いムードで埋め尽くされるはずだったこの夜を印象づけた。

「SOPHIAの未来のため、僕たちの音楽をまた新たな気持ちで届けるため」──活動休止の理由は、メンバー1人1人がSOPHIAとして表現すべき音楽を見つめ直す時間を持ちたい、という共通の想いからだ。そして同年12月、松岡を中心として結成／誕生したのが新バンドMICHAELだった。約9年間続いたMICHAELが活動停止を発表したのが、今年2022年2月1日のこと。そのコメントには、「ツアー＜MICHAEL LIVE 2022 Chapitre VII 最終章＞のライブ会場にて新たな発表を自らの言葉で直接お伝えできたらと考えております」と記されていた。つまり、MICHAELの停止はSOPHIA復活を示唆していたものだったのだろう。


ツアー＜MICHAEL LIVE 2022 Chapitre VII 最終章＞ファイナル公演は、9年間の活動を振り返るようなオープニング映像で始まった。7曲が立て続けに披露され、その後、松岡がおもむろに語り出した。

「今秋、SOPHIA復活ライブを開催する」──会場は9年前にSOPHIAが活動を止め、再会を約束した場所である日本武道館だ。松岡自身が音楽活動を続けることで、繋いできた旗をSOPHIAにバトンタッチすべく、「MICHAELの活動停止を決断した」と続けた。MICHAELの活動停止は決して終わりではない。SOPHIA復活へ繋がる希望に満ちた決断であると。

「僕やメンバーにとって、音楽とはSOPHIAそのもの。SOPHIAともう一度それぞれが向き合うために活動を休止した。9年前に決断したその理由は今も変わらない。ただ、復活に至るために、9年という長い時間を費やしたけれど（微笑）」──松岡充


＜SOPHIA LIVE 2022 “SOPHIA”＞と題した復活ライブは2022年10月11日(火)、日本武道館にて開催される。SOPHIAの代表曲のひとつに1stシングル「ヒマワリ」がある。SOPHIAライブの醍醐味のひとつは、この楽曲にちなんで、ファン自らがライブ会場にひまわりの花束を持ち込み、客席が瞬時に壮大なひまわり畑と化すというものだった。未だ色褪せぬ思いを抱き、復活を待ち続けたオーディエンスが集まる。今秋、日本武道館で、多くのヒマワリが笑顔と共に咲き乱れるはずだ。

以下に、SOPHIA復活に関する松岡充と豊田和貴のコメントをお届けしたい。


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「この度、松岡充と豊田和貴のロックバンドMICHAEL(ミカエル) は2022年3月27日のLIVEをもって活動を停止し、SOPHIAのメンバー黒柳能生、赤松芳朋、都啓一と共に2022年10月11日に日本武道館で、9年振りにSOPHIAの復活LIVEを行う事を正式に発表致しました。

活動休止9年目、今年10月の日本武道館公演の決定に至ったきっかけとして、今現在も日本はおろか世界中を不安と恐怖に陥れ、被害を出し続けているcovid-19の影響があります。そして、ロシアによるウクライナ侵攻ももちろん、大きなきっかけになりました。

長期にわたるコロナウイルス蔓延や、世界が止められない状況の戦争勃発。それにより、疲弊した社会は夢を見る事が許されない状況。

音楽業界をはじめエンターテイメント業界も開催が決定したLIVEや舞台作品が次々と上演中止に追い込まれるなど、未来に希望を見い出せない雰囲気に覆われている。しかし、この今だからこそ、アーティストとして、表現者として、SOPHIAは立ち上がるべきではないか？　自分たちの作品やLIVE活動が、疲弊した人々の心のVitaminや治療薬になり得るのではないか？　過去に多くの時をSOPHIAの活動や楽曲と過ごしてくれたファンの熱望があるなら、今こそ、それに応えるべきではないか？

この秋、SOPHIAの楽曲を引っ提げ、日本武道館のステージに戻る事をメンバー5人で話し合い、決断致しました。

19年間共に活動した5人は、もう一度SOPHIAの旗を掲げ、SOPHIAを信じ待ってくれているファンへ、そして心や生活を蝕まれながらも、必死で今を生きる人々の心に、未来を生きるための勇気の元となる力を音楽で、LIVEで届けたいと思っています。

We Believe 「ALIVE」

約束の場所 日本武道館に咲く、多くのヒマワリの様な笑顔を目指して進んで参ります。

2022年3月27日
MICHAEL改め、SOPHIA 松岡充 豊田和貴

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撮影◎舞山秀一／堀 卓朗