【俺の楽器・私の愛機】711「レトロ美人」

【Fender Custom Shop Vintage Custom 1959 Stratocaster N.O.S -Fiesta Red- 】（東京都　ブラックコーヒー　40歳）


お久しぶりです。457に掲載して頂いた者です。

前回、烏丸さんが"ファイナルアンサー"と書いて下さったあのギター、ますます艶のある色っぽい音を奏でてくれています。しかし、その後「やっぱりFenderはカスタムショップ製っしょ。。。」という神様からのお告げ？を頂きまして、欲しい欲しい症候群という深～い沼にハマりました。そして、都内の楽器店を巡りまくり見つけちゃいました、素敵なこの子を。

見た目が鮮やかなNOS仕上げのフィエスタレッド、漆黒のローズ指板にポジションマークは可愛らしいクレイドット。。。一度生で見てしまうと、片時も頭からこの子が離れないんですよね。約1～2ヶ月間、焦燥感に苛まれました。そして御茶ノ水の某楽器店で決死の覚悟で試奏。普段、試奏する時って緊張するので実はよく覚えていないことも多いのですが、この子はネックの吸い付き、音圧と音抜けが凄まじく今でもよく覚えています。そして、気が付いたらもう決済を終えていました(消費税＋罪悪感込み)。大当たりの個体で、今でも日々この子の凄さを実感しています。

バフ処理を省いた塗膜の薄いフラッシュコートラッカー塗装、スラブ貼りの肉厚なローズ指板、ピックガードのビス止めも8カ所。。。などが影響しているのでしょうか。ボディ鳴りとコンプ感が凄く、クリーンな音も歪ませてもアルダーボディらしい粘り気のある気持ちの良い音を出してくれます。

憧れだったこのギターを購入して本当に良かったと思っていますが、代償としてこれまで以上に仕事と貯蓄を頑張らないといけなくなりました。でも、ギターのためならできる。。。はず。


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うわ、これは見てはいけないものを見てしまった気がする。こういうストラトが一番ヤバいのよ。ローズネックが登場するときの過渡期にあった不思議ちゃんバージョンですから、なんせポイントは3プライでネジが11ヶ所じゃないところ。普通の人にはどーでもいいとこだけど、ここがエモいの。もちろんミントグリーンでね。そんで、NOSだからクラックこそないもののCloset Classicのようなマットな質感も最高。これVintage Customのかわいいところ。私のような61年ストラト大好きマンにとって、欠かせない最大の萌えポイントはクレイドット。ま、大基本だけど。このシリーズでオリンピック・ホワイトかダフネ・ブルーと出くわしたら、私、漏らしそう。あ、向こうにリッチー・コッツェン・モデルもある。やば。（JMN統括編集長 烏丸）


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