【俺の楽器・私の愛機】712「神の木とともに歩む、新しい旅路」

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【KIWAYA KPT-5K/E】(東京都 くみちょー X歳)


楽器なら、なんでも良かった。場所を取らず音も小さく値段も安い、習得が簡単そうな楽器を探し、選んだのがウクレレ。小さな可愛らしいハワイの楽器。コロコロした軽く明るい音色。癒やしの旋律。忙しい日々の手慰みになればと、軽い気持ちで手に取った。

しかし、始めはとても簡単だが、やればやるほど非常に奥が深い事に気付き、驚いた。たった2オクターブ、たった4弦。音も小さく、余りにも短いサスティーン。制限の中で、いかにテクニックを駆使して音楽的な演奏をするか。その難しさ、面白さに魅せられた。

特に、ウクレレ界のジミヘンと称されるジェイク・シマブクロを筆頭とした新時代のウクレレプレイヤー達の演奏に衝撃を受け、一気にウクレレの世界にのめり込んだ。

ウクレレは決してハワイアンだけのものではない。ギターや他の楽器と同等に渡り合えるだけのポテンシャルを秘めた、れっきとした楽器だ。ウクレレには主に3サイズあり、それぞれに操作性や音色に特徴がある。材質・メーカー・弦の違いなども加味すると、まさに千差万別。どれをチョイスするかによって、演奏も変わってくる。

安価な入門機から始め、実際に触っていく過程で耳が肥えていく。上位機種が欲しくなり、自分の求める音がどんなものか段々明確になっていく。そしてついに最近、自分の究極の一本に巡り合った。

KIWAYA KPT-5K/E

ハワイで神の木と呼ばれるハワイアンコア。ウクレレの材としても有名だ。それのマスターグレードと呼ばれる最上位の材を使い、精巧に作られた芸術品とも見紛う一本。希少な材だけに、生産数も少なくお目にかかるチャンスも少ない型番。以前から密かに狙っていたのだが、思いがけないタイミングで私の元へやってきた。

しかし、究極の一本に巡り合えたからと言って、これがゴールなのではない。これから長い年月をかけて弾き込んでいく事によって、更に好みの音色に変化していく。

己の成長とともに、ウクレレもまた育つ。その楽しくも苦しい旅路に思いを馳せ、新しい相棒を眺めながら今宵も1人ニヤつくのだ。




  ◆   ◆   ◆

めちゃくちゃカッコいい。アバロンもすごいけどバインディングもカーリーメイプルで一分の隙もない。ヘッドもシンプルだけど超イケメンですね。自分の成長とともに楽器も育つ…だから楽器はカワイイし欠かせない相棒になるわけですが、その楽器がもつ最高の音色、潜在的な魅力を引き出せるまで自身が成長できたということも、また真なり。楽器は深いですね。(JMN統括編集長 烏丸)


★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/XX72yo6Ph3BwqQHE9

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