V系アーティストが集まって結成された映像制作チーム【crap dolly】、その仕事に迫る

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Phobiaとして活動中の依織が参加する株式会社UPCの映像クリエイターチーム「crap dolly」が、制作した数々の作品をPR中だ。イメージを映像にするだけでなく“唯一”の作品に創り上げる彼らの活動に注目したい。


映像クリエイターチーム「crap dolly(クラップドリー)」。
チームコンセプトは〝脳内を具現化する。〟


ヴィジュアル系バンドで培った経験を活かし、crap dollyはただ映像を撮って編集をするという作業だけではなくアーティストが持つカラーや楽曲の世界観に対して撮影に入る前からイメージを共有し、映像制作側の目線からの提案とアーティストの表現したいものをすり合わせた上で撮影に入る。制作においてはVFX(特殊効果)やCGを余すことなく使用し、現実では表現が不可能とも思える映像を創り上げている。

特にヴィジュアル系アーティストが作り出す音楽には非現実・非日常が多く取り入れられており、それを目に見える表現として具体化するには、制作チーム側も同じく非現実・非日常なブッ飛んだ発想を併せ持つことが必須だという。そうした彼らの発想力は高く、語弊を恐れず例えるなら彼らの作り出す作品はまるで「夢と現実の矛盾した状態の肯定」を理想とした芸術家サルバドール・ダリのようなシュルレアリスムなのかもしれない。

crap dollyの制作物には全体的にトリッキーな作品が多いが、手がけた映像にはグロテスクな作品から煌びやかな作品まで様々な人の頭の中にある「創りたいモノ」に応えて、幅広く具現化に挑み続けている。

また、彼らはアプリゲームのティザームービーや東京メトロの車内CM、TVCMなど多方面からのニーズにも応えている。映像のプロフェッショナルとして分野に特化したディレクターが存在することもcrap dollyの強みであり、幅広い分野への対応力を示しているともいえよう。

ヴィジュアル系アーティストはもちろんのこと、ソロアーティストやロックバンドのMV制作、YouTubeや各種映像系SNS向けの動画制作、商品の宣伝や一風変わった結婚式で流すプロフィールやエンディング映像など、彼らは個人から法人までどんな作品でも映像に関わる。もし「こういうのが作りたいけどざっくりとしたイメージしか出来ない」という場合も創り上げたいものがあれば一度相談してみてほしい。

予算やキャスト・ロケ地まで、可能な限り理想に近付けるために寄り添ってくれるのはクライアントとしても心強いはずだ。これからもcrap dollyの活動に注目したい。

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