全英アルバム・チャート、マイケル・ブーブレの新作が1位

今週のUKアルバム・チャートは、マイケル・ブーブレの最新作『Higher』が初登場で1位に輝いた。前作『Love』(2018年)に続き、計5作目の全英No.1アルバムとなった。
◆全英チャート 関連画像
2位には、僅差でマシン・ガン・ケリーの6枚目のスタジオ・アルバム『mainstream sellout』がチャート・イン。1位との差はわずか210ユニットだった。前作『Tickets To My Downfall』(2020年)の3位を上回り、UKで最高位をマークした。
今週はトップ3が新作で占められ、3位には英国のオルタナティヴ・ロック・バンド、プラシーボの8年半ぶり、通算8枚目のスタジオ・アルバム『Never Let Me Go』が初登場。初のトップ3ヒットとなった。
今週はこのほか2作が新たにトップ10入りしており、兄弟デュオ、ブロスのマット・ゴスの新ソロ・アルバム『The Beautiful Unknown』が7位、ジャマイカ出身のシンガー/ソングライター、Koffeeのデビュー・アルバム『Gifted』が9位につけた。また、ドラマーのテイラー・ホーキンスが急逝したフー・ファイターズのベスト盤『Greatest Hits』(2009年)が先週の76位から5位に急上昇した。
シングルは、先週と変わらず、デイヴの「Starlight」が4週連続で1位を獲得。UKのソロ・アーティストによるラップ・ソングでは最長を記録したという。
2~5位までも変動がなく、アシャンティをフィーチャーしたAitchの「Baby」が2位、Fireboy DMLとエド・シーランの「Peru」が3位、ロスト・フリクエンシーズの「Where Are You Now」が4位、Belters Onlyの「Make Me Feel Good」が5位をキープした。
今週新たにトップ10入りしたのは1曲のみで、エド・シーランをフィーチャーしたカミラ・カベロの「Bam Bam」が先週の16位から10位に上昇した。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ポール・マッカートニー、グラストンベリーでJ・レノン、D・グロール、B・スプリングスティーンと共演
オジー・オズボーン、新作リリースを発表。ジェフ・ベック参加のタイトル・トラック公開
2021年、英国で最もプレイされたアーティストと曲のトップ10
J・P・ジョーンズ、K・ノヴォセリック、ピンクら、テイラー・ホーキンス追悼公演に出演
全英シングル・チャート、ケイト・ブッシュの「Running Up That Hill」がついに1位獲得
クイーン、L・ギャラガー、A・モリセット、G・シモンズら、テイラー・ホーキンス追悼公演に出演
全英シングル・チャート、ハリー・スタイルズの「As It Was」が10週連続1位
フー・ファイターズ、テイラー・ホーキンス追悼公演の開催を発表
全英アルバム・チャート、リアム・ギャラガーがソロ4作目の1位
