英アイヴァー・ノヴェロ賞、2022年の候補発表

▲SAULT『Nine』
英国の名高い音楽アワーズの1つ、作曲家アイヴァー・ノヴェロの名を冠したアイヴァー・ノヴェロ賞の2022年の候補作品/アーティストが発表された。同アワーズは英国とアイルランド(国籍および在住)のシンガー・ソングライター、作曲家を対象としている。
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今年最多で候補に挙がったのはSAULTのメンバーでもあるInfloで、2部門において計4作品がノミネートされた。クレオ・ソルの『Mother』、SAULTの『Nine』、リトル・シムズの『Sometimes I Might Be Introvert』の3作が最優秀アルバムの候補に選出されている。Infloは2月に開催された第42回ブリット・アワーズでプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
彼に続き、エド・シーランが2部門(計3つ)でノミネートされた。
<アイヴァー・ノヴェロ・アワーズ2022>の候補は以下のとおり。
◆ ◆ ◆
●ソングライター・オブ・ザ・イヤー
アデル
コールドプレイ
デイヴ
エド・シーラン
RAYE
●最優秀アルバム
クレオ・ソル『Mother』
SAULT『Nine』
ローラ・マヴーラ『Pink Noise』
リトル・シムズ『Sometimes I Might Be Introvert』
スリーフォード・モッズ『Spare Ribs』
●最優秀ソング
ラグンボーン・マン「All You Ever Wanted」
アデル「Easy On Me」
ホリー・ハンバーストーン「Haunted House」
エラ・ヘンダーソン&トム・グレナン「Let’s Go Home Together」
サム・フェンダー「Seventeen Going Under」
●最優秀コンテンポラリー・ソング
Russ Millions & Tion Wayne「Body」
ジェイムス・ブレイク ft. シザ「Coming Back」
FKA ツイッグス、Headie One、Fred again..「Don’t Judge Me」
リトル・シムズ「I Love You, I Hate You」
PinkPantheress「Just for me」
●最もパフォーマンスされた作品
エド・シーラン「Bad Habits」
ジョエル・コリー、RAYE、デヴィッド・ゲッタ「BED」
エルトン・ジョン&デュア・リパ「Cold Heart (PNAU Remix)」
トム・グレナン「Little Bit of Love」
エド・シーラン「Shivers」
●ライジング・スター・アワード
Ashaine White
Luz
Matilda Mann
Naomi Kimpenu
PinkPantheress
●最優秀映画音楽
Chris Roe『アフター・ラヴ』
Emilie Levienaise-Farrouch『Censor』
スティーヴン・プライス『ラストナイト・イン・ソーホー』
ジョニー・グリーンウッド『スペンサー ダイアナの決意』
ダニエル・ブランバーグ『ワールド・トゥ・カム 彼女たちの夜明け』
●最優秀ビデオ・ゲーム音楽
Richard Jacques『Marvel's Guardians of the Galaxy』
Benedict Nichols『Omno』
Bobby Krlic『Returnal』
●最優秀TVサウンドトラック
Jessica Dannheisser『Blitz Spirit With Lucy Worsley』
Arthur Sharpe『Landscapers』
Ben Please & Beth Porter『Robin Robin』
Stew Jackson & Dan Jones『The Outlaws』
Dominik Scherrer『The Serpent』
◆ ◆ ◆
授賞式は5月19日にロンドンで開かれる。
Ako Suzuki
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