全米アルバム・チャート、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが2作目の1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの12枚目のスタジオ・アルバム『Unlimited Love』が初登場で1位に輝いた。意外に少ないように思えるが、2006年リリースの『Stadium Arcadium』に次ぐ、16年ぶり、2作目の全米No.1アルバムとなった。
◆レッド・ホット・チリ・ペッパーズ画像
彼らのスタジオ・アルバムは5枚目の『Blood Sugar Sex Magik』(1991年)以降全8作がトップ4圏内に入っている。英国ではより目覚ましく、『Unlimited Love』で5作目の1位を獲得した。
先週はマシン・ガン・ケリーの『mainstream sellout』が1位に輝いており、Billboard 200チャートでロック・アルバムが立て続けに1位を獲得するのは4年以上ぶりだったという。
2~4位は2週間連続で変わらず、リル・ダークの『7220』が2位、ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックが3位、モーガン・ウォレンの『Dangerous: The Double Album』が4位をキープ。5位も動きはなく、先週同様、オリヴィア・ロドリゴの『SOUR』がつけた。
今週新たにトップ10入りした新作はレッド・ホット・チリ・ペッパーズのみだったが、ラッパーYeatの『2 Alivë』がデラックス盤がリリースされたことで69位から7位に上昇し、10位圏内に再エントリーした。『2 Alivë』は今年2月に発表されたとき、6位をマークしていた。
Ako Suzuki
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