全英アルバム・チャート、ウェット・レッグのデビュー作が初登場1位

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Photo: Hollie Fernando

今週のUKアルバム・チャートは、英国ワイト島出身のインディ・ロック・デュオ、ウェット・レッグのセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『Wet Leg』が初登場で1位に輝いた。彼女たちは、今年初めにBBCが発表した期待の新人リスト<Sound Of 2022>で2位に選ばれていた。『Wet Leg』の初週セールスは、トップ5圏内に入った他の4作の合計を上回り、現時点、Central Ceeの『23』に次ぐ2022年2番目の最大週間売り上げをマークした。

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今週は、11年ぶりにトップ3がインディペンデント・リリースの新作で占められ、2位にはファーザー・ジョン・ミスティの5枚目のスタジオ・アルバム『Chloë and the Next 20th Century』がチャート・インした。彼のアルバムが全英トップ10に入るのは、サード『Pure Comedy』(2017年 8位)に続き2作目で、キャリア最高位となった。

3位には、ジャック・ホワイトの4枚目のスタジオ・アルバム『Fear of the Dawn』が初登場。ホワイトのソロ・アルバムは、これで4作全てが全英トップ5圏内に入った。その内、ファースト『Blunderbuss』(2012年)が1位に輝いた。ホワイト・ストライプス時代には、『Elephant』(2003年)と『Icky Thump』(2007年)で1位を獲得している。

今週は計5作が新たにトップ10入りしており、英国人の詩人/ミュージシャン、ケイ・テンペストの『The Line Is A Curve』が8位、カミラ・カベロの3枚目のソロ・アルバム『Familia』が9位につけた。



シングル・チャートは、先週と変わらず、ハリー・スタイルズの「As It Was」が2週連続で首位をキープ。2位に、アメリカ人のラッパー、ジャック・ハーロウの「First Class」が初登場し、デイヴの「Starlight」が2位から3位へ1ランク・ダウンした。

今週新たにトップ10入りしたのは、ジャック・ハーロウの新曲のみだった。




Ako Suzuki
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