ジョン・ライドン、セックス・ピストルズのドラマ「観たくはないが、事実確認せねば」

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来月終わり、ダニー・ボイルが監督したセックス・ピストルズのドラマ・シリーズ『Pistol』がプレミアされるが、この制作に関与していないジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)は、望んではいないものの、事実関係を確認するためドラマを観るつもりだという。

ライドンは英国のタブロイド紙『The Sun』のインタビューで、彼の承諾を得ず、ドラマの制作に踏み切ったスティーヴ・ジョーンズ(G)とポール・クック(Dr)に対し、「俺を外すとは衝撃的なほど愚かで、あり得ない。本末転倒だ。あいつら全員、消え失せろだ。俺は、あいつらが役に立たない連中だってわかってたから、長いこと、あいつらをサポートしてきた。俺がいなかったら、あいつらにキャリアなんてなかっただろう。あいつらは前も何もしてなかったし、(セックス・ピストルズ)以降も何もしてない」と、激しく非難した。

そして、こう付け加えたという。「(ドラマは)本当に観たくないが、事実確認が必要になるだろう。俺はこれまで一秒たりとも目にしていない。脚本も全くだ。俺は完全に蚊帳の外だった。こういう無礼な方法で事実を曲げて描写されるのは受け入れがたい。事実が含まれているなら、俺を遠ざけなかったはずだ。あいつらは、俺をどんな形でさえ関与させず、俺の目を盗み、3年間もこれに取り掛かってたんだ」「人間として、俺はこんなこと他の人にはできない」

スティーヴ・ジョーンズの自叙伝『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』(2017年出版)をもとにしたドラマ『Pistol』は、5月31日から米Huluで配信される。

Ako Suzuki
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