ブライアン・メイ、アクセル・ローズとの共作「奇妙な体験だった」

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最終的にはお蔵入りとなったが、ガンズ・アンド・ローゼズが2008年にリリースしたアルバム『Chinese Democracy』に収録された「Catcher In The Rye」のためにギターのパートをレコーディングしていたクイーンのブライアン・メイが、当時のアクセル・ローズとの共作について振り返った。

ブライアンは、『Classic Rock』最新号のインタビューで「あれは奇妙な体験だった」と話したという。「全てのことが中途半端だったんだと思う。あのころ、アクセルはほとんど引きこもっていた。彼は自宅で、僕は当時の彼のエンジニアと丘のふもとのスタジオで作業していた。彼が(スタジオに)来るのは極めてまれだったよ。ときたまやって来ては、すごく熱心で、よく喋った。そしてまた消えてしまうんだ。僕が演奏したものは何もアルバムに収録されなかったと思う」

ブライアンは2008年、『Chinese Democracy』がリリースされる直前、オフィシャル・サイト(Brianmay.com)へのファンからの投書により自身の演奏がお蔵入りになったとの噂があると知った際、「そうか……、知らなかったよ! ありがとう。そう、残念だな。結構、力入れてたし、誇りに思ってたから。でも、アクセルがいまのメンバーを反映したアルバムにしたいと考えたなら、理解はできる。僕のギターが入ったあの曲のミックスや当時のテープを僕は持っているが、アクセルに敬意を払い、人前には出さない」と返答していた。

Ako Suzuki
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