TEAM SHACHI、全国ツアー千秋楽。レーベル卒業を控え「お願い!unBORDE」も披露

ツイート

TEAM SHACHIの全国ツアー<TEAM SHACHI TOUR 2022 〜猪突!猛進!猛進!猛進!猛進!〜>が4月23日(土)、東京・中野サンプラザホールでツアーファイナルを迎えた。

◆TEAM SHACHI画像

ユニットは改名後初のフルアルバム『TEAM』のリリースに伴い、2月から約2か月にわたるツアーを行ってきた。 以下、ファイナル公演のオフィシャルレポートをお届けする。

   ◆   ◆   ◆

会場に「OVERTURE~ORCA~」が流れると、オペラカーテンが開き、アルバム『TEAM』のカラフルでポップなアートワークをイメージしたステージセットの空間にメンバーとブラス民、そして本日初お披露目となるスタプラ研究生とはちゃめちゃダンサーズで混合されたダンサー民が現れ、レーザーが放つ迫力ある演出の中、アニメ『ドールズフロントライン』のエンディングテーマ曲となった最新曲「HORIZON」からスタート。「SURVIVOR SURVIVOR」、「BURNING FESTIVAL」と続く、計3曲を披露し、ファイナル公演の幕を開けた。

冒頭MCでは、メンバーそれぞれがお決まりの自己紹介を行い、本日の千秋楽公演まで無事に辿り着けた喜びをタフ民とともに噛みしめるシーンが見られた。

続くブロックで秋本の「伏せ!」という掛け声が会場全体に鳴り響くと、メジャーデビューシングルである「首都移転計画」を披露。その後、再びダンサー民がステージに合流し、「完全満足NGY」をパフォーマンスするなど、チームしゃちほこ時代の楽曲も織り交ぜながら、会場をしっかりとロックした。

そして次のステージでは、音楽プロデューサー・浅野尚志作詞作曲による大黒柚姫のソロ曲「One-One-Love」を披露。カラフルな照明に包まれながら、ダンサー民をバックにサンバ調の曲に乗せ、大黒のイメージカラーである紫のペンライトで会場を一色に染めた。その後、再びメンバーがステージに揃うと、ブラス民も合流し、「JIBUNGOTO」、「かなた」、そして再びダンサー民も加わり「Rocket Queen feat. MCU」と3曲続けて披露し、会場を盛り上げた。

続くMCでは咲良と坂本が、中野サンプラザでの公演が2014年開催の<店長サミット!!!~ありがとうを伝えきれなくて~>以来、実に8年ぶりの開催であることを懐かしむ場面もあった。

そして衣装チェンジしたメンバーがステージ上に全員戻ると、アルバム『TEAM』の収録楽曲から、最新曲「POSITIVE BEAUTIFUL!〜後ろ向きま宣言〜」を披露。再びソロ曲パートに戻り、咲良菜緒はソロ曲の「One way LOVE...?」をステージセットにもなっているカラフルなキューブを持ったダンサー民と披露すると、坂本遥奈はセカイイチのヴォーカル・岩崎慧が作詞作曲した楽曲で、恋愛をテーマとしながらも自身の趣味の一つである釣りの要素を盛り込んだ楽曲「Bunny」をパフォーマンスした。その後、重厚感ある音をバックに坂本とブラス民によるダンスブリッジを披露後、メンバーによるスキャットパートが特徴的なアップナンバー「こだま」、そして豪雨の演出が施された空間で「雨天決行」をパフォーマンスし、会場を熱気に包んだ。

ライブも後半戦に入ると、秋本自身作詞、川嶋あい作曲による秋本帆華のソロ曲「まってるね」を披露し、会場を赤のペンライト一色に染めた。その後、ブラス民のAMI-minによるアルトサックスの音色が会場全体に響きわたると、秋本、大黒のピアノ演奏に4人が歌声を乗せた、この日だけの特別な「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」を歌唱し、その後は咲良がダンサー民によるフラメンコ調のダンスブリッジをパフォーマンスし「HONEY」を披露した。




坂本の「みんな踊っていけるかー?」の合図で、激しいライブナンバー「番狂わせてGODDESS」に突入。その後も「AWAKE」や「抱きしめてアンセム」などライブでの人気曲を連続でパフォーマンスし、会場の熱気は最高潮に。「次の曲は私たちとタフ民の明るい未来を歌った曲になっています」と秋本が話すと、1stフルアルバムに収録された新曲「Rainbow」を虹色の照明とレーザーに包まれた空間で披露し、本編が終了した。

タフ民の温かい拍手に迎えられメンバーが再びステージに登場し、アンコールパートが始まると、「メンバー4人のパフォーマンスしたい楽曲の意見が一致した」と話し、「お願い!unBORDE」を披露することを発表すると、懐かしいナンバーのタイトルに驚いたタフ民から大きな拍手が送られた。

先日の<名古屋城路上デビュー10周年記念公演>で、チームしゃちほこ時代から10年間の歩みをともにしてきたワーナーミュージック・ジャパン内レーベルのunBORDEから卒業することを発表。新たに8月からは自主レーベルを設立することが決まっている中で、unBORDEに対するこれまでの感謝を伝えるべく、本楽曲がセレクトされたことをメンバーが明かした。

そして、披露後にメンバーは「unBORDEさん、10年間本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。秋本から「私たちの今後の目標は、これまでと変わらず、満員の武道館で単独ライブです」ということが伝えられると、大きな拍手に包まれた。

また、2023年1月28日(土)愛知・Zepp Nagoya、そして2月25日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYAでのワンマンライブの開催がサプライズ発表され、メンバーは両日程ともに完全ソールドアウトさせることを宣言した。

本日最後のMCではメンバーそれぞれから本ツアーを通しての感想を話し、各会場に足を運んでくれたタフ民へ感謝の言葉を伝えると、アンコールラストの曲「Today」を披露。手を横に揺らしながら一体感を高め、来場したタフ民たちを前に力強く歌い上げた。

アンコールが終わりメンバーがステージからハケると、再び会場のタフ民からは大きな拍手に包まれた。それに応えるようにメンバーが再びステージイン。ダブルアンコールとして本公演最後の楽曲「エンジョイ人生」を披露し、こぶしを高く突き上げて盛り上がった。最後は千秋楽まで駆け抜けられた喜びと感謝をタフ民に伝え、大盛況のうちに終幕した。


   ◆   ◆   ◆

■<TEAM SHACHI TOUR 2022 〜猪突!猛進!猛進!猛進!猛進!〜>2022年4月23日(土)@東京・中野サンプラザホール セットリスト
00. OVERTURE~ORCA~
01. HORIZON
02. SURVIVOR SURVIVOR
03. BURNING FESTIVAL
04. 首都移転計画
05. 完全満足NGY
06. One-One-Love 〈大黒柚姫ソロ〉
07. JIBUNGOTO
08. かなた
09. Rocket Queen feat. MCU
10. POSITIVE BEAUTIFUL!〜後ろ向きま宣言〜
11. One way LOVE...? 〈咲良菜緒ソロ〉
12. Bunny 〈坂本遥奈ソロ〉
13. こだま
14. 雨天決行
15. まってるね 〈秋本帆華ソロ〉
16. ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ
17. HONEY
18. 番狂わせてGODDESS
19. AWAKE
20. 抱きしめてアンセム
21. Rainbow

En1. お願い!unBORDE
En2. Today

W En1. エンジョイ人生

<TEAM SHACHI SHACHI SUMMER 〜破茶滅茶!夏のサバイバル!〜>

2022年7月10日(日)大阪・大阪城音楽堂
open 16:00 / start 17:00
※詳細はオフィシャルサイトでご確認ください。

<TEAM SHACHI 2023年ワンマンライブ>

2023年1月28日(土)愛知・Zepp Nagoya
2023年2月25日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYA
※詳細は後日発表

この記事をツイート
365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

この記事の関連情報