純烈、箕面温泉スパーガーデンで約2年2ヶ月ぶりのライブ

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純烈が4月24日、関西の拠点としていた箕面温泉スパーガーデンで約2年2ヶ月ぶりにライブを開催。数秒で売り切れたというチケットを手にした約200人のファンを熱狂させた。

2020年2月を最後にコロナ禍となり、同所でのライブは実施できておらず、今回は関西でのスーパー銭湯ライブ再開公演となった。



今回のライブは、オープニングから2月9日に発売され、2022年も年末の大舞台での歌唱を目指している新曲「君を奪い去りたい」でスタート。映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』の挿入歌「勇気のペンライト」や、同映画の主題歌「NEW(入浴)YORK」と激しいロック調の曲を続けた。



東京理科大学中退で数学が得意な後上が「792日ぶり」と数字を言うと、リーダーの酒井は、久しぶりにこの場所に帰ってこられた喜びを語りつつも「ここは戦場。1番勝負しなきゃいけない場所。ここで負けたらスーパー銭湯アイドルじゃなくなる」と、関西の観客を喜ばせる意気込みを語った。



続いて、しっとりとしたメッセージソング「君を奪い去りたい」Aタイプのカップリング曲「来た道行く道」、そして映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』エンディング曲「心のままに」と続け、久しぶりの再会を果たしたファンと心を通わせあった。



また、2022年いっぱいで純烈としての活動を終了すると発表した小田井涼平の話題にも触れ、当人もメンバーも、最後の日をなんとか紅白歌合戦の舞台で、という決意を語った。



そして、2021年に第54回日本作詩大賞を受賞した「君がそばにいるから」に続けて、初めて紅白歌合戦出場を果たした「プロポーズ」、そして「君を奪い去りたい」Bタイプのカップリング曲で、しばらく訪れることができなかった同施設や地元ファンへの想いを表すかのように“会えない時間がただ強くしてくれた~”の歌詞で始まる「愛は大丈夫」と3曲続けた。



ここですでに予定時間を過ぎていることに気付くも、久しぶりに同所でのライブを再開できた喜びの方が上回ったようで、トークのペースも落ちないながらも再び歌い出し、2022年で20周年を迎え、白川裕二郎が主要キャストのカブトライジャー・霞一甲役で出演していた『忍風戦隊ハリケンジャー』の10年後を描いた『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』の挿入歌「しのび哀」を披露した。



同曲はシングル化されていないがファンの間でも人気が高く、うっとりとした表情でステージを見つめるマダムたちが続出。ちなみに『忍風戦隊ハリケンジャー10YEARS AFTER』には、霞一甲が所属する売れていないアイドルグループ“JUN烈”役として純烈も出演している。

最後に、会えなかったこれまでの時間を埋めるように「ひとりじゃないから」で幕を閉じた。



終演後の囲み取材で、酒井は「3人で純烈をやることはない」と言い、「ファンの人たちに意見を聞くと、30代~50代で身長は高い方がいいというので、175センチから2メートルまでの人を探します」と構想を明かしつつも、夏までには具体的にしていかないと、と話した。



■リリース情報

「君を奪い去りたい」タイプC・D
2022年6月8日発売 
【Cタイプ】
「君を奪い去りたい/本牧マーメイド」
CRCN-8483/1,350円(税込)
1.君を奪い去りたい 作詩・作曲:幸耕平/編曲:萩田光雄
2.本牧マーメイド 作詩:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之
3.君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)
4.本牧マーメイド(オリジナル・カラオケ)

【Dタイプ】
「君を奪い去りたい/ためいきエレジー」
CRCN-8484/1,350円(税込)
1.君を奪い去りたい 作詩・作曲:幸耕平/編曲:萩田光雄
2.ためいきエレジー 作詩:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之
3.君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)
4.ためいきエレジー(オリジナル・カラオケ)

・「君を奪い去りたい」
各配信リンク:
https://lnk.to/kimioubaisaritai
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