ミック・ジャガーが挙げる“ロックンロールに新たな息吹をもたらしていると思うアーティスト”

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キッスのジーン・シモンズは最近も「ロックは死んだ」と引き続き主張しているが、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、ロック・シーンはいま活気づいているとは言えないものの、新しい息吹をもたらしている若いアーティストはいると考えているそうだ。

英国の新聞『The Independent』によると、ミックはスウェーデンのラジオ局P4のインタビューでこう語ったという。「ロック・ミュージックにおいてはエネルギーが必要で、ここしばらく、新しいロック・シンガーは多くはいない。(しかし)いま、何人かはいる。ヤングブラッドとマシン・ガン・ケリーがいる。あのポスト・パンクのヴァイブは、ロックンロールにはまだ多少、命があると僕に思わせる」

ザ・ローリング・ストーンズは6〜7月にヨーロッパで60周年記念ツアー<SIXTY>を開催する。この期間にミックは79歳の誕生日(7月26日)を迎えるが、「ラスト・ツアーだとは考えていない」という。「僕はツアーが大好きなんだ。楽しんでなかったら、やらないだろう。ステージに立ち、自分が好きなことをやるのを楽しんでいる。あれが、僕の本職だ。みんなに楽しんでほしい。数時間でも人生の悩みを忘れ、ゆったりと過ごし、いい午後や夜を過ごしてほしい」

<SIXTY>ツアーは6月1日に開幕し、7月31日までに10ヶ国13都市で14公演を開催する。

Ako Suzuki
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