ローランド、歴史的なシンセサイザー「JUNO」が大幅に進化を遂げて登場

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ローランドが、1980年代に発売し音楽シーンに大きな影響を与えたシンセサイザー「JUNO-60」や「JUNO-106」の音色を精密に再現し、さらに現在の技術で進化させたサウンドや機能を備えたシンセサイザー『JUNO-X』を5月27日に発売する。

1980年代に発売されたシンセサイザー「JUNO-60」「JUNO-106」は、アナログ・シンセならではの存在感あるサウンドや音に厚みを加えるコーラス・エフェクトを備え、その特徴的なサウンドが多くのミュージシャンに愛され、今日までの音楽シーンに大きな影響を与えてきた。40年近く経った現在の中古市場においてもその人気は高く、復刻を求める声が多くあった。

発売される『JUNO-X』は、ローランド独自の「ZEN-Coreシンセシス・システム」(以下「ZEN-Coreシステム」)によって生まれ変わった現代版「JUNO」。新開発の音源「JUNO-Xモデル」を搭載し、「SUPER SAW」と呼ばれる分厚いシンセサウンドや、コーラス・エフェクトを進化させた「Chorus III」モードで新しい「JUNO」サウンドを楽しむことができる。往年の「JUNO-60」「JUNO-106」の音色も克明に再現。クラシックなデザインのパネル上に配置された精密制御のつまみやスライダーで細やかに音作りが行える、シンセ・ファン垂涎の設計となっている。


伝説的な「JUNO」サウンドのほかにも、「XV-5080」や「RD Piano」など音楽制作やライブ演奏において実用性の高い音源モデルも内蔵し、最大4パートをレイヤーして(重ねて)演奏できる。コードを押さえるだけで自動的に分散和音を奏でるアルペジエーターも搭載。伝統的なアルペジオ効果に加えて、より自然で音楽的な効果が得られる「I-Arpeggio」も内蔵している。

さらに、「Roland Cloud」から音源モデルや音色データなどを追加することも可能。クラシックな外観に往年のアナログ・シンセから最新のサウンドまでをスタンバイさせているシンセサイザーだ。


「JUNO-Xモデル」(新開発音源)とは、「JUNO」サウンドを進化させた最新音源。基本となるアナログシンセ波形に加えローランドならではの「SUPER SAW」も搭載し、分厚いサウンドになる。シンセサイザーの醍醐味であるベロシティ・センスやピッチ・エンベロープをコントロールしての個性的な音作りも可能。オリジナル「JUNO」のコーラス効果を進化させた、新しい「Chorus III」モードも搭載している。



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