アイアン・メイデン、2年半ぶりのツアーに向けクロアチアに到着
クロアチアのニュース・サイト『Dalmacija News』によると、アイアン・メイデンのメンバーたちは来月再開するツアーのリハーサルを行うため、4月27日(水曜日)、同国スプリトの空港に到着したという。
◆アイアン・メイデン画像
2022年の<Legacy Of The Beast>世界ツアーは、5月22日にクロアチアの首都ザグレブでスタートする。同ツアーは2018年5月に開幕したが、パンデミックが発生したため、2019年10月中旬を最後に中断しており、バンドがライブ・パフォーマンスするのは2年半以上ぶり、最新アルバム『Senjutsu』(2021年)リリース後初となる。
この間、フロントマンのブルース・ディッキンソンはソロでスポークン・ワード・ツアーを開催。ギタリストのエイドリアン・スミスはリッチー・コッツェンとコラボ・アルバム『Smith/Kotzen』(2021年)を発表し英国とアメリカでツアーを開催し、リーダーでベーシストのスティーヴ・ハリスもサイド・プロジェクト、ブリティッシュ・ライオンのセカンド・アルバム『The Burning』(2020年)をリリースしていた。
ディッキンソンは最近、「アイアン・メイデンとステージに上がる直前は緊張するよ。特に、ツアーが始まったばかりのときはね。5、6公演終えると、ルーティーンって感覚を取り戻す。どうやって進むか、わかっているからね。でも、最大の恐れは、特にシンガーにとっては、ステージに上がり、口を開いても、クソみたいな言葉、もしくは何も出てこないってやつだ。理不尽だが、起こり得る。だから白状すると、俺は、バックステージに歌詞を書いた紙を置いてある。見ることはないんだが、ないとわかると、怖くなる」と話していた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ブルース・ディッキンソン、アイアン・メイデンのライブに一目惚れ「このバンドで歌いたいと思った」
ニコ・マクブレイン、イギリス海兵隊のバンドとアイアン・メイデンの楽曲を演奏
アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス「自伝は書きたいが、ブルースのようにはいかない」
ブルース・ディッキンソン、歌うのが最も難しいアイアン・メイデンの曲と敬愛するシンガーの名を明かす
ブルース・ディッキンソン、ニコ・マクブレインの脳卒中からの回復「スゴイとしか言いようがない」
ブルース・ディッキンソン、彼のアイアン・メイデン復帰に懐疑的だったメンバーの変心に成功
アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン、脳卒中からの回復を振り返る
アイアン・メイデン、13年ぶりのコロンビア公演、4万枚以上のチケットが21分でソールドアウト
アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン「POWER TRIPフェスティバルは奇妙な体験」