【インタビュー】Re:INCARNATION、「全員がセンターのグループだよね」と言われる存在になりたい

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4月23日に開催された主催公演で、 Re:INCARNATIONに新メンバー・犬山緋菜と藤咲あやが加わった。さらに、この日より新衣装姿も公開。それまでのRe:INCARNATIONの印象を嬉しく裏切る物語が、この日を境にいろいろと生まれ始める。

その物語の意味を、メンバー6人の声を通して感じていただきたい。なお、このインタビューは、主催公演直前に実施。新体制としてのライブ経験前ということを前提に読んでいただきたい。

   ◆   ◆   ◆

■新メンバー2人が加入したことで
■ライブの迫力も、キャラクターも確実に濃くなった


──第二期Re:INCARNATIONがスタートしてから,もうどれくらいの月日が経ちました?

小川まみ:1年3カ月経ちました。

──憂衣さんが加入してから数えると…。

立花憂衣:2021年11月加入だから、約5ヶ月になります。

──第一期のRe:INCARNATIONはバチバチにロックしていましたけど、第二期Re:INCARNATIONからは音楽性の幅もどんどん広がりましたよね。

こんぽん夏穂:爽やかな曲がどんどん増えています。


──それは、メンバーのキャラクターに寄り添った結果?

こんぽん夏穂:プロデューサーが「今のRe:INCARNATIONには爽やかな曲が似合いそうだね」と言い出して、Re:INCARNATIONの中に爽やかな路線も生まれたんです。そこから、お姉さんグループ(CANDY GO! GO!)とは違うイメージというか、Re:INCARNATIONらしい色が生まれ始めたなと感じています。

──4月24日のRe:INCARNATION主催公演より、新メンバーとして藤咲あやさんと犬山緋菜さんが加わりました。最初に、加入前にRe:INCARNATIONに持っていた印象から聞かせてください。

藤咲あや: パフォーマンス面を筆頭に、すごく格好いいグループだと思っていました。グループさんによっては、サビにかぶせを入れて歌うこともありますけど、Re:INCARNATIONは完全に生歌。そこが「凄いな」と思って見ていたところでしたし、生歌でパフォーマンスしているからこそ、まさに「ライブしているグループだな」という印象を持っていました。

犬山緋菜:以前まで名古屋に住んでいたという理由もあるんですけど。わたし、紹介を受けて初めてRe:INCARNATIONのことを知りました。最初に楽曲を聞いたときの印象が、「ダークな格好よさ」を持ったグループだということ。でも、レッスンを始めるようになって感じたのが、いろんな曲調があることでした。

立花憂衣:新メンバーの2人は、これまで見たことのないタイプの人たちです。だからこそ、Re:INCARNATIONに新しい色を加えてくれそうです。

こんぽん夏穂:確かに、4人とはぜんぜん違うキャラの2人が入ってきたって感じだね。実際にリハーサルをやってても色数が増えるっていうか、表現の幅が着実に広がってるなと感じてます。

立花憂衣:パフォーマンス面にも、一気に迫力が増してきたよね。

こんぽん夏穂:本当にそう。6人編成になったことでだいぶ迫力が増しました。しかも、2人ともぜんぜん異なるタイプだから、より幅が広がってるなというのも感じています。Re:INCARNATIONは一人一人異なる色を出してるから、そこの幅が広がったのは嬉しいことです。


──2人が、これからのRe:INCARNATIONにどんな色を描き加えていくのか、そこが楽しみです。

藤咲あや:Re:INCARNATIONって、とにかくパフォーマンスが格好いいじゃないですか。今は、そこのレベルへ追いつくのに必死です。早く自分も追いついて、もっともっと大きな舞台へRe:INCARNATIONが上がっていけるように頑張りたいです。

犬山緋菜:ほんと、そうだよね。わたし、最初はRe:INCARNATIONの持つダークさや格好いいイメージをもっともっと研ぎ澄ませ、突き詰めていこうと思って入ったんですけど、思ってた以上に楽曲の表現幅が広いから、わたし自身も表現や表情の幅を広げていきたいし、みんなが見ていて飽きない人になりたいです。

──Re:INCARNATIONに、新メンバーとして藤咲あやさんと犬山緋菜さんが加わりました。合わせて、真っ白な衣装という、これまでの黒衣装のRe:INCARNATIONのイメージも、ガラッと変えてきましたね。

こんぽん夏穂:今回の衣装の変化には、私たちメンバーが一番びっくりしているかも知れない。

立花憂衣:なぜ今回の衣装になったかと言いますと、Re:INCARNATIONの最新曲「Dear Darlin'」のテーマが「ウェディング」。それをイメージして、みんなで今の衣装のアイデアを出しました。

こんぽん夏穂:ウェディングドレスをモチーフにしながら、そこへいろんなジッパーも付けて小物を装着し、ロック系の楽曲を歌うのが似合うようにと作っていただきました。


──今のRe:INCARNATIONは、「Dear Darlin'」推しということ?

立花憂衣:最新曲という理由もあってライブでも積極的に歌っているし、Re:INCARNATIONの新しい色として押し出しているから、今回の6人編成のスタートに合わせ「Dear Darlin'」をモチーフにした衣装にしたという経緯もありました。

小川まみ:「Dear Darlin'」自体が、これまでのRe:INCARNATIONの印象を嬉しく変えた楽曲だからね。

こんぽん夏穂:ほんと、そう。初披露したときからお客さんたちも、びっくり。これまでのイメージを裏切る面もあったから、賛否両論出てました。

立花憂衣:「Dear Darlin'」は、王道アイドルソング寄りなんですよ。

こんぽん夏穂:だから、これまでのRe:INCARNATIONのダークでロックなイメージとは重なりにくいこともあって、「えっ、Re:INCARNATIONはこっちの方向性へ行くの?」と、ファンの人たちも戸惑っていたみたいなんです。

小川まみ: CANDY GO! GO!さんの妹分ということでこれまでロックな姿勢を打ち出していたところへ、いきなり王道系の色を加えてきたから、そりゃあ戸惑うよね。


──「Dear Darlin'」は一般的な視点で見たら王道アイドル曲だけど、Re:INCARNATIONとして捉えたら邪道なスタイルだ。

こんぽん夏穂:そうですね。私たち自身が王道の人間ではなく、邪道な人間たちなので(笑)。ただし、いくら「Dear Darlin'」が王道だと言っても、Re:INCARNATIONが表現すると十分ロックな要素を持った曲になっています。サウンドはこれまでと変わらずバチバチにロックしているから、あくまでも王道の空気感を持ったロックな曲として感じてもらえると思います。むしろ、聴く層の幅が一気に広がりそうだね。

藤咲あや:わたし、Re:INCARNATIONといえば、「X^DAY」のようなロック系グループという印象を持って加入したから、初めて「Dear Darlin'」を聞いたときは、嬉しい驚きを覚えました。

犬山緋菜:わたしも、そう。Re:INCARNATIONではダークで格好いいロックを追求している印象があったから、「Dear Darlin'」を聞いたときには、思ってた以上に幅広い表現をしていくグループなんだと感じました。

──そんな新しいフェーズに突入し始めたRe:INCARNATIONですが、6月17日にこんぽん夏穂さんの生誕祭を行うことも発表になりましたね。

こんぽん夏穂:そうなんですよぉ、6月17日の金曜日に池袋BlackHoleでわたしの生誕祭が行われます。わたし、人生初の生誕祭なんです。わたしは爆裂するくらい楽しいことが好きだから、この日は、爆裂に楽しい日にしていきたいなと思っています。

立花憂衣:法に触れることだけはしないでね(笑)。

こんぽん夏穂:大丈夫、爆破とかはやんないから(笑)。ただ、普段のRe:INCARNATIONでは出来ないようなことをやりたいなと思って計画しています。でも一番は、主役がわたしだから、「わたしを見て!」の日にしようと思っていますし、いろんなこんぽん夏穂をお見せします!


──最後に、これからのRe:INCARNATIONに向けての想いを一人一人語ってもらおうかと思います。まずは、新加入のお二人からお願いします。

犬山緋菜:せっかくRe:INCARNATIONのメンバーになったからには、今のRe:INCARNATIONにいい刺激になる差し色をわたしが加えていきたいなと思っています。

──わたしが、新しい色に染め上げてやるではないんですね。

犬山緋菜:性格的にそこまでガツガツいけないので、差し色を加えながら、より良いグループにしていけたら……。それくらいの気持ちです。

藤咲あや:わたしや緋菜ちゃんという新しい色がRe:INCARNATIONに加わったことで、Re:INCARNATION自体に新しい風を吹かせていきたいし、その風によって変わった空気に触れた人たちをどんどんファンにしながら、もっと大きな舞台で活動出来るようにしていけたらなと思っています。

──続いては、まみさんお願いします。

小川まみ:これまで4人編成で活動してきたRe:INCARNATIONですけど、新メンバー2人が加入したことでライブの迫力も、キャラクターも確実に濃くなったなと感じています。これからも、6人の力を一つにどんどん走り続けますし、これまで以上に楽しいことを表現していける可能性が広がったから、私たちもそこを楽しみにしているし、見てくださる方々にも、そこも楽しみにしてもらえたらなと思います。もともと、ステージ上ではよく動く4人でしたけど、6人になって、確実にステージが狭くなったなというのも正直感じています(笑)。たとえぶつかろうと、そこはニコニコしながら、ライブパフォーマンスを通して出す迫力をもっともっと深めていきます。

──続いては、憂衣さん。

立花憂衣:どんなグループにもセンターを担うメンバーっていると思うんですけど、今のRe:INCARNATIONにはそのセンターを担う人はいません。別の言い方をするなら、一人一人がセンターに立てるキャラクターを持っています。そのキャラクターをもっと際立たせながら、「Re:INCARNATIONといえば、全員がセンターのグループだよね」と言われる存在になりたいし、そうしていきます。新加入の2人もけっこうメンタルが強そうだし、「Re:INCARNATIONは6人全員が主役」のグループにしていきます。

──次は、夏穂さんお願いします。

こんぽん夏穂:6人編成になったことで、今まで以上にいろんな表情を見せられるようになってきたなと思います。日々、どんどん進化していくから、Re:INCARNATIONの成長を見逃さないでいてください。でないと、「あのときのRe:INCARNATIONもしっかり見ておけば良かった」と後悔しちゃいますよ。だからわたし、「これからのRe:INCARNATIONを見ておかないと損するよ」と予言しておきます。

──最後は、乃々香さんですね。

百田乃々香:わたし、先輩になったんですよね。いまだぜんぜん先輩感もなく、フワフワしてるんですけど(笑)。今のRe:INCARNATIONは先輩後輩関係なく、一人一人のキャラクターが強いから、そこを絶対的な強みにしていこうと思っています。一人一人、どこのグループにもいないようなメンバーたちで、歌もパフォーマンスも、一人一人が主役になれる輝きを放つ力を持っていますし、そこにこれから磨きをかけようとしています。もちろん、推しを見るのも嬉しいですけど、今のRe:INCARNATIONは全員をしっかり見てほしいんです。それくらい魅力的なメンバーばかりだから、そこへ注目してください。

こんぽん夏穂:今のRe:INCARNATIONはガツガツいくから、ぜひライブを見に来てください!

<Re:INCARNATION こんぽん夏穂 生誕公演>

2022年6月17日(金)
OPEN 18:30 START 19:00予定
会場:池袋BlackHole
予約2500円 当日3000円 各1D代要
出演:こんぽん夏穂、Re:INCARNATION、CANDY GO!GO!、香月友梨奈 
ゲスト:ハチカイ

◆Re:INCARNATION オフィシャルサイト
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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