Awich、沖縄返還50年の節目に新曲リリース＋MVは愛娘含む16人の子供達と

沖縄本土復帰50年を迎えた本日5月15日、Awichが沖縄をテーマにした新曲「TSUBASA feat. Yomi Jah」を配信リリースした。

◆Awich 動画 / 画像

プロデュースを務めたのは、カマシ・ワシントンやローリンヒルなどが信頼を寄せるニューヨーク拠点の日本人キーボーディスト／プロデューサーのBIGYUKI。アレンジはAwichの共同制作者としてお馴染みのChaki Zuluが手掛け、Awichの愛娘であるYomi Jahをfeat.に迎えた。

50年前までアメリカの国土であった沖縄は、独自のミックスカルチャーを持つと同時に、基地問題をはじめ様々なトラブルも抱えている。不条理な社会的問題や事件への複雑な感情、一方ですぐ隣に存在するアメリカへの憧れ。「TSUBASA feat. Yomi Jah」は、返還から半世紀が経った今、島が内包する混沌の中で育つ子供たちに向けて、自分たちが置かれた環境の中からどう生きるかを見つけ、大きく羽ばたいていってほしいというメッセージが込められた楽曲だ。


本日21時よりプレミア公開される同曲ミュージックビデオは、愛娘と友達総勢16名の子供達と共に沖縄の地で撮影されたもの。ミュージックビデオとジャケット写真は山田健人監督が手掛け、子供達やAwichの表情が印象的に胸に迫る仕上がりだ。ジャケット写真で着用しているドレスは、米軍でパラシュートとして使用されていた生地からつくられたMADE IN OCCUPIED JAPANのものとなる。

なお、ミュージックビデオのプレミア公開前の20時半からはYouTube Liveを開催予定。楽曲の制作の裏側や想いが語られるとのことだ。

撮影◎山田健人