パール・ジャム、代理ドラマーを務めたJ・クリングホッファーを「ロック界の大谷翔平」と紹介

パール・ジャムのドラマー、マット・キャメロンが新型コロナウイルスに感染し、現行のツアーを一時離脱した。5月12日に開催された公演では、ツアー・メンバーのジョシュ・クリングホッファーと、ジェフ・アメン(B)の長年のコラボレーター、Richard Stuverudに加え、ファンの一人が代理を務めた。
◆パール・ジャム画像
クリングホッファーはニール・ヤングの「Rockin’ In The Free World」のカヴァーや「Why Go」「Corduroy」など11曲を、Stuverudも11曲をプレイし、最後の曲「Yellow Ledbetter」ではJosh Arroyoさんというファンが参加したという。バンドはこのセットリストをTwitterに投稿している。
「Why Go」の演奏が始まる前、フロントマンのエディ・ヴェダーは「(キャメロンは)スーパー・ヒーローの地位にあっても、陽性結果を避けることはできなかった」「(公演の)延期、キャンセルは俺らの選択肢にない」「ラッキーなことに、俺らにはマルチな才能、マルチな顔を持つ、マルチ・プレイヤーがいる。ジョシュ・クリングホッファーだ。ロックンロール界のショーヘイ・オータニのようだ」と話したそうだ。
『Ultimate Classic Rock』によると、バンドはファンクラブ(Ten Club)を通じ、彼らとパフォーマンスするファンを募集していたという。
キャメロンがパール・ジャムの公演に参加できないのは、24年前にバンドに加入してから初めてだったと言われている。
Ako Suzuki
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