【インタビュー】OnlyOneOf、日本デビューシングルがもたらした“僕たちの関係”

■さらに完成度を高めるために、練習を極めるようにしています。（ジュンジ）
■毎日！　毎日難しいって思っています！（笑）（リエ）

――みなさんで作るからこそ、インプットは大事だと思うんです。どんなところからインプットをしていますか？

リエ：よく映画や動画などを観ています。最近は僕たちのダンスの先生がダンスバトルに出ていた番組を見たんです。その時に大きな刺激を受けて、僕たちももっと頑張らないといけないなと思いました。

ミル：僕もその映像をよく見ています。

――ダンスバトルには参加しないんですか？

一同：いやいやいやいや！　レベルが違います！

――そうですか？

ミル：ジュンジさんならいけるかも！

ジュンジ：お！　頑張ります！（笑）

リエ：フリースタイルは本当に上手いんですよ。

――ジュンジさんもダンス動画はよく見られるんですか？

ジュンジ：それがあまりみないんですよ。それよりも、練習をしたいタイプなんですよね。何度も何度も練習することによって芽生えるものを大事にしているんです。ちなみに、練習中は、音楽をよく聴いています。最近ではThe Weekndをよく聴いています。

――すごくストイックなんですね。

ナイン：ストイックです！　前に、ホテルのジムに行こうとしたときに、ジュンジと会ったんですが、“ダンスが練習したい…”と呟いていて、すごいなと思いました（笑）。

ユジョン：僕はSHINeeのテミンさんの映像を参考にしながら、ダンスや表情を学んでいます。テミンさんの映像を見ると、自分では気づいていなかった、魅せるためのポイントがたくさんあるんですよね。すごく勉強になるんです。

ナイン：僕はメンバーの歌が上手い人や、ダンスが上手い人から影響を受けています。最近はユジョンさん！

ユジョン：えぇ！（驚）

ナイン：ユジョンさんは、ダンスがすごく魅力的で、線がキレイなんです。真似をすると上手くなれそうな気がするんですよね。

一同：同感！

ミル：すごくわかります！　チッケム（ソロカメラ）をよく見ていますよ。

ユジョン：そうなの⁉　チッケムをみてくれているとは思わなかった！

ミル：僕は他のメンバーのチッケムもしっかりチェックしています。１人ひとりダンスのラインが違うし、かわいさもたくさんあるんですよ。すごく勉強になります。

――そう言われていますが、ユジョンさんがダンスで気を付けているところはどんなところですか？

ユジョン：えぇ～恥ずかしい…。でも、これからもそう思ってもらえるように頑張りたいです！　僕自身も、わからないときはメンバーに助けを求めているので、いつも助けられています。

KB：僕はインプットのためにたくさんの音楽を聴くようにしています。そのコンセプトを理解するとより楽しめるんですよね。最近はハリー・スタイルズの曲をよく聴いています。さらに、人間としてティモシー・シャラメさんはものすごく美しいので、いつもチェックしています。


――このインプットの仕方だけでもすごく個性がでますね（笑）。さて、MVの撮影時のエピソードも聞かせてください。

リエ：撮影中のみんなはすごくカッコいいんですが、終わった瞬間からお互いイタズラを仕掛けたりしています（笑）。

――リエさんから見て、誰が一番子どもですか？

リエ：末っ子のミルとナイン…いや、みんな赤ちゃんです！

ナイン：一番の“あか（ちゃん）”はリエです！　思考が“あか”！

ジュンジ：僕は撮影中にどうしても糖分を欲するので、差し入れのゼリーがうれしかったですね。僕は甘いものが好きなんですよ。

――クールなビジュアルなのでそのギャップがいいですね。

KB：それより生ビールが好きでしょ？

ジュンジ：生ビールは愛しています（笑）。

――あはは。

ミル：そういえば、撮影前にお腹が空きすぎて、自分のお弁当と、ユジョンさんのお弁当まで食べちゃったんですが、本番になったらお腹がいっぱいで思うように動けなくて、後悔しました（笑）。

リエ：はい～！　赤ちゃん～！

ミル：そこも含めてかわいいでしょ！（笑）

KB：僕はすごくこのMVのフェイスラインがシュッとしているんですよ。というのも、撮影時にお腹の調子が悪くてトイレにばっかり行っていたんです。……そのせいか？

リエ：ここにもでっかい赤ちゃん！

一同：（笑）

ナイン：ちゃんとマジメなエピソードも話しましょう（笑）。MVにはlyOnの一部の方も参加してもらったんです。ものすごく過酷なタイムスケジュールだったんですが、応援したり、指摘してくれたおかげで楽しく進みました！

――指摘ですか⁉

ナイン：はい（笑）。僕たちが疲れちゃったときに、「元気出せ～！」って言ってくれて元気出ました（笑）。

――いい関係ですね。

ユジョン：撮影の日、すごくタイトでみんな疲れちゃったんですよ。でも、一番体力がないと思っていた自分が、一番元気でビックリしたんです。でも、翌日から3日間くらい元気がなくて、やっぱり弱かったようです（笑）。なので、最近はトレーニングをがんばっています！

――あはは。本当にみなさん面白くて感動しています（笑）。音楽面では、挑戦作を連続で出されていますが、楽曲をリリースするときのこだわりを教えてください。

KB：前にリリースした曲をつねに超えるようにしています。つねに成長することが、何よりも大事だと思うんです。

ジュンジ：さらに完成度を高めるために、練習を極めるようにしています。

リエ：KBさんとナインさんが引っ張ってくれているので、そこにちゃんと付いていけるように頑張っています。声も、ちゃんと曲にあうように合わせています。

――毎回、上がってくる曲に対して難しいと思いませんか？

リエ：毎日！　毎日難しいって思っています！（笑）

ミル：本当に難しい！

――でも、それをすべて乗り越えているのはすごいことですよね。

KB：わ～！　ありがとうございます！

――これまで、より乗り越えたからこそ今があると思える曲を教えてください。

ミル：「skinz」を最初に聴いたときは、本当に衝撃的でしたね。

――ものすごく刺激的で、挑戦的な曲ですよね。

ミル：はい。ライブでも異色なので、ぜひ聴いてもらいたいです。難易度もかなり高い曲なので、完成したときは、みんなの頑張りを感じました。

KB：この曲を発表してから気づくことも、反省点も多かったので、次の挑戦につなげていきたいんですが、いまは次の挑戦は内緒にしておきます（笑）。

――楽しみにしていますね。


――そして、カップリング曲「seamless mind」についても教えてください。

ミル：この曲は今までにやったことのないリズムの曲になっているんです。レコーディングの時に“もっとラフにしていいよ”と言われてから、すごくラクになったんです。結果的にlyOnからいい評価をもらえたのですごく嬉しかったです。

KB：かなり中毒性の高い曲になっているので、lyOnのみなさんと一緒に歌いたいですね。

ジュンジ：すごくセクシーで魅了される曲になっています。ナインのパートで、みんなと一緒に歌えるところがあるので、覚えてくれたらうれしいです。

――ありがとうございました。では最後に、みなさんがプライベートで挑戦したいことを教えてください。

KB：ボクシングを習いたいんです。MARVELヒーローみたいになりたいんですよね。

――みなさん、KBさんはなれそうですか？

ジュンジ：はい！

ミル、ナイン、ユジョン、リエ：いいえ！

――意見が分かれましたね（笑）。

リエ：目を覚ませと言いたいです。

KB：なれるもん！（笑）

ジュンジ：僕もボクシングがやりたいんですよ。

KB：僕はジュンジより先に始めているので、僕が勝ちますけどね！

ジュンジ：僕もKBさんに勝つ自信があります。

一同：おぉ～！（笑）

KB：ありえないですけどね！（笑）

ユジョン：僕は機会があればお芝居がしたいです。いま、『二十五、二十一』というドラマを見終わって、すごく感動したんです。

リエ：ヒロインの友だち役が似合いそう！

ユジョン：恋が叶わない役ね（笑）。

ミル：バレリーナの役とか似合いそう！　線がキレイだから！

ユジョン：いろいろ挑戦してみたいですね。

ナイン：僕はバドミントンの大会に出たいですね。とくにうまいわけではないんですけど、どれだけのレベルなのか、大会に出て知りたいです。

KB：一度僕とバドミントンをやった時に、僕が手加減をして、負けてあげたんですよね。そしたら調子に乗っちゃって、こういうことを言うんですよ（笑）。

ナイン：負けた人が言うセリフは耳に入りませんね（笑）。勝者は大会に出て証明するだけです！

リエ：僕はロッククライミングの体験をして楽しかったので、趣味として続けていきたいですね。韓国で有名な選手を見て、始めたんですが、ハマってしまったんです。

ミル：僕はスカイダイビングがしたい！

――怖くないんですか？

ミル：全然怖くないです。雲の上で横になって寝たいですね！

ナイン：そんなこと言って、この前一緒に乗ったアトラクション、一番怖がってたでしょ⁉　絶対無理だよ！

ミル：あれはそんなに怖くなかった！

ナイン：嘘だ～！　みんなに僕たちがキャンプをした映像を見てもらおう！　怖がっているのがわかるから！

ミル：全然怖くないです！　たぶん！

リエ：ほらね、赤ちゃんです（笑）。

取材・文◎吉田可奈



◆「suit dance（Japanese ver.）」配信
◆OnlyOneOf アーティストページ（テイチクエンタテインメント）
◆OnlyOneOf 日本オフィシャルサイト