【ライブレポート】MIRAI☆FLEET、一周年記念ワンマン開催「改めて愛されてるなと感じました」

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MIRAI☆FLEETが、5月22日に池袋BlackHoleで一周年記念ワンマン<NEW AGE INVADER>を開催した。

◆ライブ写真

MIRAI☆FLEET は、“みらい”をコンセプトにしたカフェ&バー「みらいぷらんと」から誕生したアイドル。時代を先取りした未来のエンタテインメントを届けるべく、精力的に活動を行ってきた。

多くのファンの方に見守られながら迎えた、一年間の集大成ライブ。そこには、飛躍的な成長を遂げたMIRAI☆FLEETの姿があった。

▲緋咲 蓮華

オンタイムで場内が暗転すると、ステージ裏から「気合い入れていくぞ」というメンバーの太い声が響く。SEに合わせ登場した5人は、ゆっくりとステージの上を歩き、各々の配置へ。「わたしはもうきみのじゃない。」からライブの幕を開けると、さっそく熱のこもったアクトで集まったファンの心をがっしりと掴み、離さない。

「さぁいこうぜ」の合図で拳を高く突き上げ、会場の熱をぐんぐん上げていく。「_Rebirth.」では、皇瑠愛の軽快なラップ、手を振り上げてジャンプを繰り返すリズミカルなサビメロが、聴いている者の身体を自然と大きく揺さぶる。そんなファンの反応に手応えを感じつつ、緊張から解放されたような穏やかな表情を時折見せるメンバー。その表情がまたファンとの心の距離をグッと近付けていく。

▲狐宮 天

MIRAI☆FLEETの楽曲は、一曲ごと、また一曲の中で変化球が多いことが特徴だ。間髪入れず畳み掛ける4曲目「MU-ZE」では、しっとりとした始まりから一転、すぐさま激しいサウンドへと変化する。それに合わせて繰り広げられる歌やダンス、表情や仕草など、メリハリのあるパフォーマンスが、一瞬たりとも見逃せないステージを作り上げているのだ。

近年、可憐で清楚な王道アイドルとは対照的に、かっこ良さを前面に押し出したアイドルグループが増えており、MIRAI☆FLEETも恐らくそこに分類されているのだろう。ただ、MIRAI☆FLEETのライブを実際に観て思うのは、そう簡単には真似できない魅力があるということ。特に歌唱力においては、メンバー全員のスキルが非常に高い。誰がソロを務めても違和感がないほど、どの曲も力強くていねいに歌い上げられている。

▲黒雲 ナナ

そして、もう一つ。曲中の彼女たちの表情が本当に素晴らしい。鋭い眼差し、色っぽい目線、爽やかな笑顔と、曲に合わせて表情が次々と変化していく様子にグッと惹き込まれてしまうのだ。感情を声や表情にのせて全力でぶつけてくる姿がとても人間臭く、アイドルである前に、女の子である前に、一人の人間として精一杯生きている様を映し出している。僕らはそこに心を動かされるのだ。

ライブ前半は、デビューライブと全く同じセットリストを組んでいたMIRAI☆FLEET。後半戦では、タオルを回したりツーステップを踏んだり、ヘドバンをしたりと、前半に引き続き、彩り豊なナンバーを投入し、会場を沸かせる。そして、長い手足を活かしたダイナミックなダンスが魅力の南瀬あみな、繊細さとしなやかさのあるダンスが魅力の黒雲ナナ、加入から間もないものの、堂々としたパフォーマンスとキュートな笑顔が魅力の緋咲蓮華、歌もダンスもとにかくパワフルでムードメーカーの狐宮天、カッコいいラップを武器に会場をひときわ盛り上げる皇瑠愛と、メンバー各々の良さが伝わるステージを展開していった。

▲皇 瑠愛

MCでは、「デビューとは違う緊張がありました。みんな来てくれるか不安で、プレッシャーも大きかったです。でも、大好きなメンバーとファンのみんなで積み上げてきた一年の集大成を見せることができて嬉しいです(南瀬あみな)」「始動当初はめちゃくちゃ悔しい思いもしました。私、頑張ってるアピールが嫌いなんですけど、この一年は本当に根詰めて走ってきたので、このメンバーと一緒じゃなかったら心が折れてたと思います(黒雲ナナ)」

「本当は今日、加入する予定だったんですけど、1月にメンバーが脱退したことがきっかけで、この4カ月間必死に練習してきました。最初は振り付けも覚えられていない状態でライブに出て、メンバーに迷惑をかけてしまったし、すごくへこみましたけど、ここから再スタート。やるからにはしっかりと実績を残していきたいです(緋咲蓮華)」「どんなに辛いことがあってもMIRAI☆FLEETはへこたれない。一年間頑張ってきたことがフリーター(ファンの呼称)のみんなに伝わったのか、改めて愛されてるなと感じました。『成長したね。応援して良かった』って言ってもらえるように、これからも頑張っていきます(皇瑠愛)」と、一人ずつ思いを伝えた。

そして、こうしたメンバーの思いはすべて「楽しかった!2年目も頑張る!(狐宮天)」と、マイクが要らないほど元気な声で叫んだ、この一言にすべて集約されているような気がした。

▲南瀬 あみな

MIRAI☆FLEETの大きな目標は、来春オープン予定のZepp Shinjuku(TOKYO)でのワンマンライブ。新たな目標を胸に、ラストは“決意表明の曲”として新曲「NEVER STAY」が披露された。さらに、アンコールでは、ファンの方から「2年目も一緒に進んでいきましょう」という言葉とともに花束がプレゼントされるなど、最後まで温かい空気に包まれながら一周年記念ライブは幕を閉じた。

デビューライブから一回りも二回りもパワーアップしたMIRAI☆FLEET。この先の未来も大きな可能性を感じずにはいられない。

文◎藤代冬馬
撮影◎上野宏幸(株式会社LINKSOLU)

SET LIST

01. わたしはもうきみのじゃない。
02. 囚われカタストロフィー
03. _Rebirth.
04. MU-ZE
05. C.A.R
06. aimer
07. Rebellion
08. すたーとあっぷしぐなる
09. NEVER STAY
Enc.
01. NEVER STAY

ライブ情報

LIVE情報
<mist FES2022>
2022年6月11日(土)、12(日)
OPEN10:00 / START11:00(予定)
前売 各日¥6,500 / 2日通し¥12,000
https://ticket.rakuten.co.jp/music/jpop/idle/RTO3IDQ/

◆MIRAI☆FLEET オフィシャルサイト
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