元ネミックのヴォーカリスト、ギョーム・ビドーが44歳で死去

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デンマークのインダストリアル・メタル・バンド、ネミックのヴォーカリストだったギョーム・ビドーが亡くなったという。まだ44歳だった。死因は明かされていない。

◆ギョーム・ビドー画像

フランス生まれのビドーは、同国出身のメタル・バンド、スカーヴなどへの参加を経て、2006年にMichael Bøgballeに代わりネミックに加入。バンドが活動を停止する2013年まで在籍し、サード・アルバム『Passenger』(2007年)から5枚目『Mnemesis』(2012年)まで3枚のスタジオ・アルバムを制作した。

スカーヴの創設メンバーでOne-Way Mirrorでも活動を共にしたダーク・ヴェルビューレンは、水曜日(5月25日)、「ギョーム、悲痛な思いでこれを書いている」とビドーとの思い出話を綴り、「君は、素晴らしい、反逆的で頑固で粘り強いアーティストだった。その上、真の友達だった」「君は他の人たちが何を言おうが気にしなかった。自分のやりたいことをやり、自分が思うまま生きた。友人よ、僕はすごく君が恋しくなるだろう……安らかに眠れ」と追悼の言葉を送った。

ビドーはエンジニアやプロデューサーとして他のアーティストたちの作品も手掛けてきた。また、写真にも造詣が深く、アーティストのプロモーション写真などを多數撮影。その作品はFlickrでも公開されている。



Ako Suzuki
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