【インタビュー】AISHA、永遠の愛を誓うカップルに寄り添い友達や仲間を元気づける大きなラブソング

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太陽のような熱量と笑顔、大きな愛で包み込むパワフルな歌声で、聴く者すべてをハッピーにしてくれるミス・サンシャイン。シンガー・AISHAのニューシングル「Love Package」(全国結婚式応援キャンペーン・タイアップソング)は、コロナ禍の悲しみの中から生まれ、つらい時期を過ごす友達や仲間を元気づけ、永遠の愛を誓うカップルにもそっと寄り添う、とても大きなラブソング。AISHAの実体験から生まれたという曲の成り立ちと、歌詞に込めたリアルなメッセージについて、プロデューサーのミニー・Pと共に語ってもらおう。

■一人で考えているとどんどんネガティブになるけど
■「誰かをハッピーにしたい」と思ったら自分がすごくうれしくなった


――お会いするのは2年振りですね。お元気でした?

AISHA:元気ですよ! コロナが始まって、家から出られなくなった時には「どうしよう」と思ったけど…この曲の話、していいですか?

――もちろん。どうぞ。

AISHA:それまで10年間ぐらい、毎週新幹線や飛行機に乗ってあちこち飛び回っていたのにライブショーがピタッと全部なくなって、シンガーとしてのモチベーションが低くなってしまった時に、ミニー・Pさんに電話で相談したんです。「今、ハートがちょっとダウンなんです」という話をしたら、「AISHA、最近何してるの?」「家にいて、会いたい人にも会えないから、パッケージ(箱)に私の好きなルイボスティーやチョコレートや手紙を入れて、大好きな友達や家族に送っています」「それだよ!それ、曲にしよう!」って。最初は「この人何を言ってるんだろう?」と思ったんですけど(笑)。でも、今はみんな会えなくて不安だけど、「このパッケージが笑っているあなたに届きますように」という気持ちを込めて、自粛中にやっていたことをそのまま曲にしました。

――実話なんですね。

AISHA:そうなんです。シンガーとしての活動ができなくなって、AISHA=ミス・サンシャインとして何ができるか?と思った時に、「Love Package」という曲ができたんです。それで「アートにエールを」(東京都主催、アーティストをサポートする支援事業)に参加するために、ミュージックビデオを作りました。


――そうなんですよね。実は2年前に、「Love Package」のミュージックビデオは完成していました。今、YouTubeで見られます。

AISHA:ミュージックビデオは、家のベランダにカメラを置いて、自分で撮ったんですよ。外に出られなかったということもあるんですけど、だからこそアットホームな作品になったと思います。「遠くにいるあなたが元気でありますように」という曲なのに、カメラマンさんに来てもらって、ちゃんとメイクして撮影するのはおかしいと思ったので、リアルなシチュエーションをそのまま撮っています。



――友達が出てくるシーンもありますよね。

AISHA:Love Packageをみんなに送った時に、バックダンサーのAILEENとYURIと、ヘアメイクのマティーの3人にまず送って、「みんなの顔が見たいから、パッケージが届いたら自撮りでビデオ撮ってくれる?」って言ったんです。それはビデオのためではなくて、笑っている顔が見たかったという、ただの私の自己満足のため(笑)。でも箱を開けるみんなの笑顔を見て、遠くにいてもみんなのことを大事に思っているよって、私の気持ちを伝えることができて良かったなと思いました。一人で考えているとどんどんネガティブになるけど、「誰かをハッピーにしたい」と思ったら、送る側なのに自分がすごくうれしくなったので。

――素敵なミュージックビデオですね。そして、最新情報として、この映像がカラオケDAMに入ることが決まったみたいです。

AISHA:ほんと? やったー。ディレクターデビューってことですよね(笑)。


――カラオケ配信が6月14日からで、その5日後ぐらいから見られるみたいです。

AISHA:AILEENとYURIとマティーを誘ってカラオケに行きます。まさかみんな、自分の顔がカラオケの映像で見られるとは思ってないでしょうね。あ、そうだ、言わないで誘ってみよう。そしてまた、リアクションビデオを撮ろう(笑)。

――最高ですね。リアクションのリアクション。

AISHA:あいつすぐカメラで撮るから~って言われちゃう(笑)。

――ちなみに、Love Packageって、もともとそういう習慣があったりするんですか。アメリカで、素敵なものを箱に詰めて誰かに贈るとか。

AISHA:あるのかな? でもLove Packageという言葉自体はないと思います。どうやって思いついたのか覚えてないけど、愛してるよ、大事に思ってるよ、というパッケージだからLove Package。ラブを詰めたもの。


――AISHAオリジナルなんですね。曲作りは、どんなふうに?

AISHA:どうやって作りましたっけ? まず私が♪フフフっていうメロディを録って送ったのかな。

ミニー・P:しっとりしたアレンジにしようというアイディアがあって、それにメロディを乗せた気がする。

AISHA:歌詞が先か、メロディが先かは覚えていないです。それぐらい、すごく自然にできました。今起きてることを形にしようと思っただけ。

ミニー・P:本当に大変な時期に、誰かを元気づけたり、前向きな気持ちを発信していけば、「きっと良くなるよ」みたいな感じだったね。

AISHA:そう。ミニーさんはずっとポジティブなスタンスで、「もう私、どうしたらいいんだろう」とか言ったら、「良い音楽を作るしかないでしょう」って。「だから作ろう。最近何してるの? Love Package? それだ!」って(笑)。ミニーさん=アイディアウーマンはすごいなと思いました。でもの曲がまさか、ウエディングキャンペーンのタイアップソングに選ばれるとは、びっくりです。

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