Petit Brabancon、13曲入り初アルバム『Fetish』を8月リリース「CDとおもちゃのようなものをセットに」

京(DIR EN GREY / Voice)、yukihiro(L'Arc-en-Ciel / Drums)、ミヤ(MUCC / Guitar)、antz (Tokyo Shoegazer / Guitar)、高松浩史(THE NOVEMBERS / Bass)による新バンド・Petit Brabanconが、8月10日に全13曲入りの初アルバム『Fetish』をリリースすることが発表となった。

◆Petit Brabancon (プチ・ブラバンソン) 画像 / 動画

Petit Brabanconは2021年末の日本武道館イベント＜DANGER CRUE 40th Anniversary JACK IN THE BOX 2021＞にて初ステージ披露後、4月27日には4曲入りシングル「渇き」をリリースしているが、”エクストリーム”を標榜するバンドの全体像は未だ闇のヴェールに包まれたままだった。そして、ついにその全貌が明かされるべく、アルバム『Fetish』の完成となる。

これまで発表されてきた「刻」「渇き」を含む4曲はミヤ作曲であったが、本アルバムにはyukihiro作曲、antz作曲の楽曲も収録される。前述したように収録は全13曲。疾走感溢れる荒々しい楽曲から、歪んだギターと電子音が深淵なアンビエントの世界を描く楽曲、ヘヴィな轟音が横たわる重厚な楽曲まで、尖りきったサウンドレンジは広い。その芯には暴力的なまでに研ぎ澄まされたラウドサウンドが存在し、メンバーそれぞれの個性が鋭く、止めどなく襲いかかってくるような仕上がりだとのこと。アルバム『Fetish』は現在進行系のバンドの姿を化現させた1枚となっているようだ。

リリース形態は完全限定盤と通常盤の2仕様。完全限定盤には、特製プチ・ブラバンソンフィギュアが封入される。これは「CDとおもちゃのようなものをセットにしたい」という京のアイディアを実現したもので、購入ストアによってデザインが異なるとのこと。これに加えて、2022年1月に観客29名限定で行ったプレミアムライヴ＜Petit Brabancon The 1st Premium Live「渇き」＞の様子を映像作品に昇華させたBlu-rayディスクも封入される。映像はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのドキュメンタリー映画『THEE MOVIE』をはじめとする数多くの音楽映像を手がける番場秀一によるものだ。

1stフルアルバム『Fetish』は本日6月1日より各種ストアにて予約スタート。また、9月8日のZepp Nagoya公演を皮切りに行われる初の全国ツアー＜Petit Brabancon Tour 2022「Resonance of the corpse」＞のチケット最終先行も受付開始となる。