【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>SABLE HILLS、最狂メタルショウ「俺たちこそが選ばれし者!」

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2日前の6月3日に2ndアルバム『DUALTY』を発表した東京発のメタルコアバンド、SABLE HILLS。アルバム発売同日にレコ発ツアー初日を迎え、下北沢シェルターは見事ソールドアウト(※大盛況だった!)。そして今回<SATANIC CARNIVAL 2022>2日目のオープニングアクトに抜擢され、遂にモンスター軍団が顔を出す形となった。

◆SABLE HILLS ライブ写真

TAKUYA(Vo/兄)、Rict(G/弟)の兄弟に、UEDA(B)Keita(Dr)、サポート・ギタリストの5人がステージにずらりと並ぶと、「Recapture」でショウはスタート。「<SATANIC>、全員頭振ってけー!」とTAKUYAは叫ぶと、極悪のヘヴィサウンドを解き放つ。また、「全員、富士山に向かって、掲げろー!」と煽ると、青空に下にメロイックサインがたくさん掲げられ、まさにEVIL STAGEの名に相応しい光景が広がった。


ここから最新作のナンバーが3曲続く。「The Envy」に入ると、豪快なメタルコアを振りかざし、メロデス譲りの哀愁のギターフレーズもいいフックになっていた。続いてヘヴィなリフで攻め立てる「Crisis」をプレイ。TAKUYAはステージ上で2ステップを踏み、それから鬼のブレイクダウンでヘドバンの嵐へ誘うなど、あの手この手で観客を翻弄していく手腕もさすが。ちなみに、ステージ袖にいたCrossfaithのKoie(Vo)もノリノリ状態で騒いでいた。


「やばいよ、<SATANIC>、未来が見えてきたよ!」と、TAKUYAは眼前の盛り上がりっぷりに興奮気味の様子。「朝っぱらとか関係ねえぞ、全員目を覚ましやがれー!」と焚きつけると、「On My Own」へ。すると、TAKUYA、Rict、UEDAのフロント3人はカンニバル・コープスばりの扇風機ヘドバンをかまし、これぞメタル!と言いたくなるエンターテイメント性にEVIL STAGEは沸き上がった。


「俺たちこそが選ばれし者!」と高らかに告げると、ラストは「The Chosen One」で締め括る。クサメタル的な音像を浴びて、右拳を力強く掲げる人たちは一気に増え、TAKUYAはスレイヤーのケリー・キング(G)ばりの極太チェーンを頭上で振り回し、パンクキッズをも飲み込む最狂のメタルショウを魅せつけた。


彼らは今年8月に世界最大級のメタルフェス<Wacken Open Air>(ドイツ)を筆頭に、<Brutal Assault>(チェコ)、<Summerblast Festival>(ドイツ)などヨーロッパツアーを行う予定になっている。世界を相手に堂々と渡り合う彼らは、間違いなく「メタルの未来」を担う逸材と言っていい。

取材・文◎荒金良介
撮影◎半田安政

【SABLE HILLS セットリスト】

1.Recapture
2.The Envy
3.Crisis
4.On My Own
5.The Chosen One

■<SATANIC CARNIVAL 2022>

6月4日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
6月5日(日) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
・物販 / FOOD AREA:start09:30
・ライブ観覧エリア:open10:30 / start11:30 ※19:25終演予定
▼6月4日(土)出演ラインナップ
BRAHMAN
coldrain
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
KUZIRA
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
SHADOWS
SiM
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Suspended 4th
w.o.d.
THE FOREVER YOUNG
[OA] FUNNY THINK
▼6月5日(日)出演ラインナップ
04 Limited Sazabys
10-FEET
Crossfaith
CVLTE
dustbox
ENTH
ハルカミライ
MAN WITH A MISSION
Paledusk
SHANK
SHIMA
WANIMA
山嵐
[OA]SABLE HILLS

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