小田和正、3年ぶり全国ツアー初日でパワー全開のパフォーマンス

6月3日（金）に、小田和正の全国ツアー＜明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022 「こんど、君と」＞が、ビッグパレットふくしま（福島県郡山市）を皮切りに初日を迎えた。

◆ビッグパレットふくしま公演 ライブ写真

2019年7月31日に愛媛県武道館で行った前回の全国ツアー最終日、ファンに「また逢おうぜ！」と約束した小田は有言実行し、8年ぶりのオリジナル・アルバム発売を控え、約3年ぶりに全国ツアーを開催。なお、6月15日に発売されるこのアルバム『early summer 2022』(読み方：アーリーサマーニーマルニーニー)に収録される「ナカマ」は、今年20周年を迎えたテレビ東京系列 経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」のエンディングテーマとして書き下ろされ、6月3日（金）からエンディングテーマとして起用されている。

ライブ当日は、満員のビッグパレット福島の5,500人の大歓声の中、160mにも及ぶ花道のセンターステージに小田が登場。現在、明治安田生命企業CM曲となっている「風を待って」からスタートすると、総立ちの場内に手拍子が響き渡った。冒頭のMCでは、「みんな、どうもありがとう！元気だったでしょうか？このコンサートが決まった時、とっても嬉しかったんですが本当にこの日がこんな状況の中で出来るのだろうかとずっと不安でした。今日ようやく、この日がきたんだ、みんなが集まってくれたんだと一同ほっとしております。どうもありがとうございます。課題はとにかく楽しく楽しく乗り切るとその楽しさをこのツアーの最終日までどんどん膨らませ大きく駆け抜ける、それがテーマであります。今日はその第1日ということで、全部の日が大切ですが特別大切であります。何とか楽しく楽しく終わりたいと思います」と語った。

ライブ中盤、“ご当地紀行”（小田自身が公演先の名所や旧跡等訪れた映像）が明けると、現在NHKドラマ10『正直不動産』主題歌「so far so good」、更に「ラブ・ストーリーは突然に」など小田の代表曲が続く中、ライブは終盤戦へ。懐かしい曲や、みんなが聞きたい名曲、そして最新楽曲をパワー全開のパフォーマンスを披露しアンコールを含む全25曲、約2時間30分に及ぶ初日公演は終了した。

さらに、10月29日（土）、30日（日）の神戸・ワールド記念ホール2daysの追加公演も決定し、全国ツアー＜明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022 「こんど、君と」＞は、全国16か所、34公演、31万人動員のツアーとなった。尚、同ツアーは11月9日（水）小田の地元である、横浜アリーナにてファイナルをむかえる。