聖飢魔II、23年ぶりのオリジナル大教典『BLOODIEST』発布

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聖飢魔IIが、23年ぶりのオリジナル大教典(アルバム)を発布(発売)することが決定した。

聖飢魔IIは悪魔教の布教のためにハードロックバンドの様式を用いて、魔暦紀元前14年(1985年)9月に地球デビューし、27銘柄の小教典(シングル)、18銘柄の大教典(アルバム)、14銘柄の活動絵巻教典(ビデオ・DVD)を発布。魔暦元年(1999)12月31日に、地球征服を完了し結成から16年間の活動に終止符を打ち解散し魔界に戻った。その後、人類の悪魔化を視察する為に、国内外をはじめ基本5年おきに(魔暦7(‘05)年、魔暦12(‘10)年、魔暦17(‘15年))再集結し、期間限定で大黒ミサツアーを行なって来た。

そして魔暦22(2020)年、地球デビュー35周年を記念した期間限定再集結を前に、新型コロナウイルス蔓延により翌年も続けて2年連続でホールとアリーナを含む全国大黒ミサツアーを、ヴィデオ黒ミサ&生トーク、アコースティックを中心にした変異生黒ミサツアーに変更せざるを得なかった。しかし、本来の大黒ミサが行えるまで聖飢魔IIの35周年は完遂しないということで、魔暦24(2022)の今年は、35周年再々延長再集結として遂に真の大黒ミサツアーがおよそ7年ぶりに行われる。

またこの2年の間、聖飢魔IIは真の大黒ミサが行えないという状況を逆手に取り、ゼウスへの反撃として大教典を製作していたという。解散後初、23年振りとなるオリジナルのタイトルは、『BLOODIEST』(ブラッディエスト:最も濃ゆい血)。今作には、かつてプロとして聖飢魔IIで作曲をしたすべての構成員が新楽曲提供をしている。つまり、昨年のヴィデオ黒ミサツアーに16年振りに降臨したギタリスト&コンポーザー、エース清水長官による17年ぶりとなる書下ろし新曲も加わる。こうして構成された最新曲8曲に加え、30周年再集結後に発布していた小教典(シングル)、映画「貞子vs伽倻子」の主題歌「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」 と「GOBLIN’S SCALE」、更に聖飢魔IIの創始者で、地獄の大魔王であるダミアン浜田陛下(現在はDamian Hamada’s Creaturesを率いる)が、聖飢魔IIの為に書き下ろしたTVアニメ「テラフォーマーズ」の主題歌の2曲「荒涼たる新世界」「PLANET / THE HELL」の計4曲も大教典で初収録、全12曲からなる。また聖飢魔II初代構成員で、魔暦前13年(1986)までベーシストとして活躍したゾッド星島親分もコーラスで加入。聖飢魔II地球デビュー全構成員が関わるという「血が濃ゆい」大教典が完成した模様。

まずは8月24日(水)に、“カセットテープ限定”デーモン閣下の説法が入ったカセットテープ大教典を発布。ちなみに聖飢魔IIは、時代を間違えたのでは決して無い、ということ。そして37年前の第一大教典発布と同日の9月21日(水)に、CDとして新大教典『BLOODIEST』を発布する。今回の大教典は、Disc3タイプの発布を予定しており、初回限定盤AにはCDプラス魔暦22年の「ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー『特別給付悪魔』」、魔暦23年の「ヴィデオ黒ミサ&変異生黒ミサツアー『悪チン集団接種』」の動画、および最新ミュージックビデオが収録される。初回限定盤BはCD『BLOODIEST』(通常盤)と、再集結後に発布した12楽曲とを合わせて2枚組で発布する。

なお、CDショップ/オンラインショップの予約開始日時については未定。決まり次第発表されるということなので、ファンは続報を待とう。

【リリース情報】

■8月24日(水)カセットテープ大教典『BLOODIEST』(デーモン閣下の説法入り)
※discではないので「タイプ」にはカウントされません。

■9月21日(水)オリジナル大教典『BLOODIEST』
★初回限定盤A (CD+Blu-ray)or (CD+DVD)
*12曲入り新大教典(1CD)
*活動絵巻教典魔暦22年 ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー「特別給付悪魔」 (ヴィデオ黒ミサ + 生トークコーナー)(動画)
・活動絵巻教典魔暦23年 ヴィデオ黒ミサ&変異生黒ミサツアー 「悪チン集団接種」(ヴィデオ黒ミサ + 変異生黒ミサ〈アコーススティックライヴ〉)(動画)
*Music Videos (再集結後に製作・発布された6曲)

★初回限定盤B  (2CD)
*オリジナル新大教典CD「BLOODIEST」12曲入り
*再集結後に発布した12楽曲を収録したCD

★通常盤 (1CD)
*12曲入りオリジナル新大教典「BLOODIEST」

【聖飢魔II 大黒ミサツアー情報】

(開場・開演時刻は追って告知します)
魔暦24年(2022年)
10月16日(日) 千 葉 松戸.森のホール21 大ホール
10月23日(日) 長 野 ホクト文化ホール 大ホール
10月30日(日) 京 都 ロームシアター京都 メインホール
11月06日(日) 愛 知 名古屋国際会議場センチュリーホール
11月12日(土) 広 島 上野学園ホール
11月20日(日) 群 馬 ベイシア文化ホール 大ホール
11月26日(土) 北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
12月05日(月) 大 阪 オリックス劇場
12月10日(土) 東 京 東京ガーデンシアター
12月18日(日) 福 岡 福岡サンパレスホテル&ホール
12月24日(土) 静 岡 アクトシティ浜松 大ホール
魔暦25年(2023年)
1月07日(土) 宮 城 仙台サンプラザホール
1月14日(土) 石 川 本多の森ホール
1月21日(土) 岡 山 岡山市民会館

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