predia、11年の活動に幕「心から幸せな大人アイドル人生でした」

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prediaのファイナルライブ<predia Final Live 〜Thank you for all my dia〜>が6月5日(日)、東京・立川ステージガーデンで開催された。同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

◆predia画像

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日本一セクシーな惚れる大人アイドルprediaが、6月5日(日)東京・立川ステージガーデンで、ファイナルライブ<predia Final Live 〜Thank you for all my dia〜>を開催した。

このライブをもって解散するprediaの最後のステージを見届けようと、集まったファンで埋め尽くされた会場は、彼女たちの旅立ちを祝う思いと、別れを惜しむ感情が入り混じる独特な雰囲気。客席の灯りが落ちると、歴代のミュージックビデオ、ライブ、アーティストフォトがフラッシュする映像がステージのビジョンに映し出され、スターティングSEと共にメンバー6人が登場。

グループ史上、チャート最高位を記録した、ラストシングル「DRESS」でライブがスタート。同曲で披露したシルバーのスパンコールドレスに身を包み、「Welcome back to your place」、「刹那の夜の中で」、「BAD HABIT」と立て続けのアップナンバーで、会場の空気を跳ね上げる。

「可愛いだけじゃ物足りない皆さん、大人の遊び場へようこそ!」

お馴染みの挨拶を経て、続くファーストセクションでは、「BABY KISS」、「Close to you」、「Re-Make」とキュートな曲が並び、楽し気な雰囲気が、各メンバーから会場全体へ瞬く間に広がっていく。

「いままで何回ライブをしてきたんだろう?」と沢口の問いかけに「500回くらい? 全部来たって人いる?」と桜子が会場に投げかけると、流石に全部はいなかったが、9割参加の猛者や、逆に初めてライブに来た!などの手が上がり、メンバーを喜ばせる。





和やかな思い出トークの後、「NAKED」、「BOROBORO 〜この愛はボロボロになる運命なのか〜」、「you slipped away」、そして「Dream Of Love」を歌い終え、メンバーは一度ステージからフェードアウト。

ビジョンには、全員で会食をするメンバーの映像が登場。「We are predia!」の掛け声を皮切りに、11年間の思い出話やエピソードトークを披露。しみじみと懐かしいムードが漂う中、新生prediaの幕開けとなったナンバー「東京マドンナ」で後半戦がスタート! 赤いドレスに衣装チェンジしたメンバーが躍動する。

シングル曲以外のカテゴリーでファン投票1位に選ばれた「クレオパトラ」、そして「MUSIC」を挟み、続く「You're my Hero」では、ビジョンにメンバー手書きの歌詞が映し出され、ファンとの大切な曲に彩を添えていく。

続いてメジャーデビューシングル「壊れた愛の果てに」、メジャーセカンドシングル「美しき孤独たち」を立て続けに披露し、ライブはいよいよクライマックスへ。

「なんかもう終わっちゃうんだね。ここまですごい楽しすぎちゃったんだ」──湊あかね

「だって私まだ泣いてないんだよ」──水野まい

限られた最後の時間を惜しむ気持ちを振り切るように、ラストセクションは「Crazy Cat -10th Anniversary Ver.-」、「禁断のマスカレード」、「SUPER WOMEN」、「The Call」をノンストップでたたみ掛け本編を終えた。








メンバーが去ったステージのビジョンには、各メンバーからのメッセージと、「ありがとう」の言葉が映し出され、アンコールの登場を待つファンに、感謝の気持ちを伝える。

そして、アンコールでは、最新にして最後の衣装となったラベンダーカラーのドレスで登場し、全ての人達への感謝の気持ちを込めたpredia最後の楽曲「Thank you for all my dia」をパフォーマンス。そして「Wake Up」を歌い終えたところで、メンバー一人ひとりが、それぞれの思いを口にした。

「最後にこんな素敵なライブができたのは、6人一緒に頑張れたから。解散しても、prediaの音楽が、みんなに寄り添ってればいいなと思います」──村上瑠美奈

「ファンが愛し続けてくれたから、prediaはこうして続けてこれました。今日過ごした思い出、みんながくれた愛は、“ちゃん”にとって宝物なので、今日2022年6月5日は忘れられない一日になりました」──まえだゆう

「終わりかけ、ということを、ステージに立ち実感しました。いろいろ伝えたいことはいっぱいあるんですけど、11年間振り返ったらめちゃくちゃ幸せだった。私をアイドルにしてくれたのは、ファンのみんななので感謝しています」──水野まい

「先に卒業したメンバーも含めて、みんなと一緒にやってこれて良かった。東京ドームでやるという夢は叶えられなかったけど、人数とか数字で表せない部分で、十分に夢を叶えさせてくれました。だから凄く幸せで、何の悔いもありません」──桜子

「prediaのメインボーカルとして歌い続けてこれたのは本当に誇りに思います。心から幸せな大人アイドル人生でした」──湊あかね

「predia歴代のメンバーの中では、私が一番の問題児ではなかったのかという自覚があります。そんな私に温かく手を差し伸べてくれて、時には怒ってくれて、私にとってはそういう人たちは初めての存在だったから、すごく出会えたことを嬉しく思っているし、人を信じることは良いことだなと思いました。prediaのメンバーとして頑張っていくうちに、もっともっとこのグループのためになるように頑張りたいと思えるようになりました」──沢口けいこ

涙を交えた最後のMCを終え、prediaの始まりの曲「Dia Love -10th Anniversary Ver.-」、続くダンサブルなスタンダードナンバー「Paradise」で会場の熱は最高潮に達した。

「次が本当にラストの曲です。明日からまた新しい一歩を踏み出す、ここにいる全員にLife goes on!!」の掛け声で、ラストナンバー「カーテンコール」がスタート。噛みしめるように歌い終えると、メンバーがステージのセンターで一列に並び、「以上、prediaでした! ありがとうございました!」とマイクを通さない精一杯の叫びでフィナーレ。

全26曲、約2時間半を超えるステージを最高のパフォーマンスで駆け抜け、prediaの活動に終止符を打った。ライブをやり終えたメンバーの清々しい表情は、11年間、共に歩んだファンとprediaの素敵な時間を物語っているようだった。

グループ名の由来はダイヤの原石。多彩な楽曲と、軸にある大人系セクシーアイドルとしての表現の統一性、そして圧倒的なクオリティのパフォーマンスは、他のアイドルとは一線を画し、長く長くトップを走り守り続けた唯一無二のアイドルpredia。この日の彼女たちは、誰よりも、何よりも、どんな宝石よりも強く光り輝いていた。




撮影◎緒車寿一

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■<predia Final Live 〜Thank you for all my dia〜>2022年6月5日(日)@立川ステージガーデン セットリスト
01. DRESS
02. Welcome back to your place
03. 刹那の夜の中で
04. BAD HABIT
05. BABY KISS
06. Close to you
07. Re-Make
08. NAKED
09. BOROBORO 〜この愛はボロボロになる運命なのか〜
10. you slipped away
11. Dream Of Love
12. 東京マドンナ
13. クレオパトラ
14. MUSIC
15. You're my Hero
16. 壊れた愛の果てに
17. 美しき孤独たち
18. Crazy Cat -10th Anniversary Ver.-
19. 禁断のマスカレード
20. SUPER WOMEN
21. The Call
En1. Thank you for all my dia
En2. Wake Up
En3. Dia Love -10th Anniversary Ver.-
En4. Paradise
En5. カーテンコール

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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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