豊田利晃監督新作『生きている。』完成。向井秀徳、イッセー尾形ら参加の上映イベント決定

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豊田利晃監督の最新作『生きている。』が完成した。同作の音楽を手がけた向井秀徳や切腹ピストルズも出演するワールドプレミア公開イベントが、7月24日に東京・渋谷WWW Xで開催される。

◆ティーザー映像、画像

渋川清彦が主演する『生きている。』は、神社の祭りに現れたある男が起こす騒動を描く18分の短編映画。『狼煙が呼ぶ』(2019年)、『破壊の日』(2020年)、『全員切腹』(2021年)と続いてきた狼蘇山シリーズの新章ともいえる作品だという。


ワールドプレミア公開イベントでは映画の上映のほか、イッセー尾形による一人芝居や、音楽を担当した向井秀徳とエンドクレジットを担当した切腹ピストルズのライブも行われる。現時点で映画館での作品上映は予定していないとのことだ。

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■豊田利晃監督 コメント

毎年、2月6日に和歌山県新宮市で行われるおとう祭りに10年以上参加している。白装束に身を包み、身体に荒縄を巻き、松明を持って山に上り、御神火をつけて階段を駆け下りる。火祭りとも呼ばれる祭りだ。原田芳雄も20年以上、参加していて一緒に山に上ったのは僕にとって宝のような想い出だ。コロナパンデミックの影響で2年連続、今年も中止になった知らせを聞き、原田芳雄や中上健次が愛した祭りを、自分たちで映画の中で再現してみたくなった。祭りとは一年に一度、自らの霊性に目覚め、生命力を自覚する日だ。そして仲間たちと逢える日。一日で終わり、また普段の日常に戻っていく祭りは、どこか映画作りとよく似ている。「映画は祭りだ」とは映画人がよく口にする言葉だ。この時代に生きる意味を問いかける、力が溢れ出すような映画にしたいと思った。生きているのかいないのか、それは自分だけが知っている。生きていること、それだけがいつの時代でも希望の証だ。

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<映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベント>

2022年7月24日(日)東京・渋谷WWW X
17:00開場 18:00開演
料金:¥7,240(特製ポストカード付き)1ドリンク代別

『生きている。』上映(18分) 
舞台挨拶 渋川清彦 豊田利晃
イッセー尾形(ひとり芝居)
切腹ピストルズ(LIVE)
向井秀徳(LIVE)

チケット発売:2022年6月11日(土)10:00〜
豊田組ショップ内にて販売
https://toyodafilms.stores.jp

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