【俺の楽器・私の愛機】928「ポルカドットV(ホームメイド)」

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【ポルカドットV(ホームメイド)】(神戸市 金星から来たギタービルダー かなりお年寄り)


5月14日にレッドオレンジのホームメイドのストラトキャスターを掲載して頂き、ありがとうございました。私が初めて製作したギターであるポルカドットVについても紹介させて頂けないでしょうか。

カールサンドバル氏のポルカドットVはとてもかっこいいですよね。ランディローズが弾いている姿も超凄すぎる。ずっと長い間いいなあと思い続けましたが、本物はまず絶対に買えない価格です。そこである日ふと思いつきました。買えないのなら作ればいいや、と。

まずはカールサンドバル師匠のYouTube動画を見てひたすら製作方法を勉強しました。これはかなり勉強になりました。次にネット上にあるポルカドットVの画像から寸法取りをしました。しかし、ヘッドストックとネックの角度は分かりませんでした。ご存じの方がいらっしゃれば教えて頂けないでしょうか。

【難しかった点】塗装で白のドットの入れる位置と黒の部分との馴染ませ方が本当に難しいです。最初全体に白地塗装をしてから、丸のマスキングテープを貼り、その上に黒色塗装をしたあとで、マスキングテープを剥がしています。白丸の位置が少しずれていますが、あまり見ないで下さい。

あとピックアップとブリッジの幅が合うものを探すのがかなり面倒です。それと配線溝(穴の)の施工です。ピックアップのセレクタースイッチとケーブルのプラグ差し込み位置がかなり厄介な位置にあるので上手に穴を開けないと大変なことになります。

トレモロユニットのブロックもボディ厚が40ミリだとフライス盤で加工なしでは入りません。とにかくいろいろ不都合な点が多いギターです。

【固有の特徴】インレイはボウタイがあまり好きでないのでリッケンバッカーみたいに三角形にしました。ピックアップはネック側にディマジオのPAF、ブリッジ側にはディマジオのスーパーディストーションをつけています。エスカッションなしで、ボディにダイレクトマウントです。指板は、クラシックギターみたいに完全にフラットにしました。かなり弦高を下げられます。また高音部でのチョーキングの際音切れしにくいです。あとこれは初めて製作したギターでセットネックでネックとボディを接続する技術がなかったので、スルーネックにしています。

【作ってみてわかったこと】
ポルカドットVは、フライングVの形でハムバッカーのピックアップが付いていてキブソンみたいだけど、実はギフソンの形をしたストラトキャスターだということです。カールサンドバル氏もキブソンとフェンダーを融合させたいいとこ取りだ、とおっしゃていますが、私の個人的な感想はストラトキャスター色の方が強いという感じです。ストラト好きの私にはとても嬉しいことです。弦のスケールは650ミリです。製作費は8万円でした。

初めて製作したギターなので、指板がガタガタだったり、本物みたいにテンションピンなしにしたかったけれど、ヘッドストックの角度が浅過ぎて、上手くナットで弦振動をきれず、テンションピンを付けています。

多少の難があるとはいえ、私が持っているエレキギターの中では、何故か音が一番良いのでとても気に入っています。大事にずっと長く弾いていきたいと思っています。


   ◆   ◆   ◆

初めて作ったギターがこれって、いったい何者なんでしょう。金星から来たギタービルダーか。しかし特殊技能と思っていたギター作りも「YouTube動画を見てひたすら製作方法を勉強」とのことなので、誰しもチャレンジできるものなのかも、と勇気をもらった。初期PRSのサンタナモデルをも凌駕するほどリアの位置がブリッジ寄りなのが、サウンドの秘訣なのかな。650mmスケールってクラシックギターでよく見る表記ですね。(JMN統括編集長 烏丸)


★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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 ※最大5枚まで

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※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

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