ロッド・スチュワート、エルヴィス・コステロからの批判に嫌味

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Photo (C) Penny Lancaster

エルヴィス・コステロは、エリザベス英女王の在位70周年を祝い6月4日にバッキンガム宮殿前で開催された特別公演<Platinum Party>がお気に召さなかったようだ。

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コンサートにはクイーン、ロッド・スチュワート、アンドレア・ボチェッリ、デュラン・デュラン、アリシア・キーズ、エルトン・ジョン(録画)、ダイアナ・ロスらが出演したが、コステロはその中からロッドを名指しで批判した。ロッドはこの日、「Baby Jane」の最初の一節を歌った後、ニール・ダイアモンドの「Sweet Caroline」のカヴァーをパフォーマンスしていた。

英国の新聞『Daily Mirror』によると、コステロはその数日後、スコットランドで開いた公演でオーディエンスに向かいこう話したという。「あのコンサート、良かっただろ? 良かったか? いや、クソだった。君らがみんな、彼のことを愛しているのはわかっているが、ロッド、あれはなんだ? 俺ら全員、声が酷い夜はある。だが、“Sweet f***ing Caroline”ってどういうことだ? からかっているのか? 俺は45年間この業界にいる。だから、多少はわかってる。なんで、誰もロッドに“You Wear It Well”を歌うよう提案しなかったんだ?」

コステロはこのニュースが流れた後、彼が批判したのは曲のチョイスだったと釈明したものの、ロッドは週末(12日)、コステロに向けてこうつぶやいた。「親愛なるエルヴィス @elviscostello、ああ、僕の声はCOVIDのせいでガラガラだった。謝罪する、みんなをガッカリさせるより出演したほうがいいと思ったんだ。悪かったね。ところで君、髪の毛はどこへいったんだ????? サー・ロッド」

コステロはこれに直ちに反応。「親愛なるロード・スチュワート。僕があなたを愛しているのは知ってるよね。女王は“You Wear It Well”かあるいは“Hot Legs”を気に入ったんじゃないかと考えてみてくれ。ギグに関しては、この前の夜リバプールは悪臭ぷんぷんだった。現れては消える。髪の毛のように。僕はそれは帽子に縫い込んでる。アップ・ザ・リパブリック。Elvis (*コステロが授与された勲章OBEをもじり)O.rrible B.loody E.erbet」と返信した。

スチュワートの妻によると、ロッドが「Sweet Caroline」を歌ったのは、BBCからそれが女王のお気に入りだから歌うよう言われたためだという。







Ako Suzuki
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