モトリー・クルー、復活ツアー開幕もハプニング発生

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モトリー・クルーが木曜日(6月16日)、アメリカで<The Stadium>ツアーを開幕し、2015年12月31日以来、6年半ぶりにステージに戻った。しかし、当面、トミー・リーがフル・パフォーマンスできないという。

◆モトリー・クルー画像

バンドはこの夜、「Wild Side」でショウをスタートし、「Shout At The Devil」「Too Fast For Love」「Don’t Go Away Mad (Just Go Away)」「Saints of Los Angeles」と5曲を続けてプレイしたところで、ドラマーのトミー・リーから、2週間前に肋骨4本を骨折したとの衝撃の告白があった。

ドラムを離れステージ中央に立った彼は「お前ら、やったな! 俺ら、やったぜ!」と、2年遅れでようやく実現した復帰を喜んだ後、「言っとかなきゃいけないことがある。俺は14日くらい前、肋骨を折った。1本でも2本でも3本でもない、4本だ」と明かし、回復に影響を与えるためこれ以上はプレイできないと、アリス・クーパー、ロブ・ゾンビ、ブラック・サバスらとパフォーマンスしてきたドラマーのトミー・クルフェトスに後を委ねた。

リーはその後、バンドのSNSを通じて声明を出し、医師には完全にプレイするのは止めるよう言われたが、「みんな知ってるように、俺は頑固だ。この先どの公演でも、できるだけ多くの曲で痛みを打ち負かしてやる! 不安はないぜ。俺の友、トミー・クルフェトスが、俺が100%回復するまで俺をバックアップしてくれる……。俺らはずっとこの瞬間を待ち望んできたんだ。俺がそれを逃すなんてありえない! ショウを続けるぜ!」と伝えた。



次回の公演は土曜日(18日)で、<The Stadium>ツアーは9月9日までに計36公演が開催される。

Ako Suzuki
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