【インタビュー前編】PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE、多才な個性と迫力のマイクパフォーマンスが武器の7人

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全国47都道府県を巡る“武者修行”を完走し、昨年<三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2021“THIS IS JSB”>のオープニングアクトとして登場したPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE。多才な個性と7人全員による迫力のマイクパフォーマンスを武器に活動してきた彼らが、7月13日、待望のデビューアルバム『P.C.F』をリリースした。それぞれの楽曲にまつわるエピソードや、8月から半年間に渡るタイでの武者修行についてなど、メンバーを代表してボーカルの小波津 志とWEESA、ラッパーのJIMMYに話を聞いた。

■デビューが決まってみんなで涙を流しながら抱き合った
■男の友情だなっていう感じがありましたね


──まず、グループとしての自己紹介をお願いします。

小波津 志:僕たちPSYCHIC FEVERはグローバルアーティストとなるべく全国各地から集まったメンバーで、7人全員がマイクを持ち、ボーカルにラップ、ビートボックス、ダンスなど多種多様なパフォーマンスを披露するEXILE TRIBEの新グループです。PSYCHICは超能力で、FEVERは熱。メンバーが集まることで化学反応を起こし、超常現象のようなパフォーマンスや楽曲展開をしていこうという思いが込められています。

──最初にこのグループ名を聞いた時はいかがでしたか?

JIMMY:サイキックのスペルはSじゃなくPで始まるから、最初はちょっと読みにくいんじゃないかなと思ったんですよ。浸透するのかなって不安も正直ありましたが、今では「PsyFe」(サイフィ)や「P.C.F」っていう略称も出来て、逆に覚えてもらいやすくなったし、自分たちもライブパフォーマンスで言いやすくなって愛着が湧いています。

──このメンバーでやっていくと決まった時はどんな気持ちでした?

WEESA:こうして集まったのも、運命なのではないかなと思いました。もともと全員がEXPG STUDIOというダンススクールに通っていたので、顔見知りのメンバーも多かったんですね。僕たち(WEESAと小波津)は小学生ぐらいから知っていて。

小波津 志:WEESAが小学4年生で僕が中学1年生の時にオーディションで初めて会って以来、何かと縁があって。(EXPG STUDIOのダンスチーム)Crasher kidzでも一緒だったりして、みんな顔見知りではありました。

──小さい時から一緒の仲間であり、ライバルでもあり。

JIMMY:そもそも仲が良かったから、同じチームになれた時の溶け込み具合が凄かったんですよ。「一緒でよかった!」ってデビューが決まったタイミングでもみんなで涙流しながら抱き合って、男の友情だなっていう感じがありましたよね。


▲小波津 志

──ここだけは他のグループに負けない!という強みはどういうところでしょう。

WEESA:全員がマイクを持っているということ。あとはひとりひとりの個性が強いので、そこがこの多種多様なパフォーマンスに繋がっているのかなと思います。ライブでの迫力という点でも負けていないと思うし、コール&レスポンスとかも得意なんですよ。JIMMYくんが野太い声で会場を沸かす感じとか、僕大好きで(笑)。

JIMMY:ありがとうございます(笑)。PSYCHIC FEVERには、メンバーみんなが好きで憧れているHIP-HOPの要素を生かした荒削り且つパワフルな部分があるし、逆に、R&Bテイストではこの身長を生かしたセクシーなパフォーマンスが出来るという一面もあって。楽曲で言うと「PSYCHIC FEVER!!」のようなワイルドなもの、「Hotline」や「Best For You」のようなメロウな楽曲。振り幅も広いから、かなりライブで映えるグループなんじゃないかなと思っています。

小波津 志:全員、声も特徴的ですしね。どの曲も等身大で、僕たちにしか出来ない表現が詰まった楽曲を歌っているというのも強みになっていると思います。


▲WEESA

──7人それぞれの個性が楽曲にもパフォーマンスにも生かされているということですね。音楽的ルーツはやはりヒップホップやR&Bですか?

JIMMY:根本的な部分で言うと、共通しているのはLDHとかEXILE TRIBEっていうところかもしれないです。全員EXPG STUDIO出身ですから、EXILEさんを見てLDHのアーティストになりたいという思いが強くあったので。そこから、それぞれの感性でヒップホップやR&Bなども聴いているという感じですね。

──プレデビューを経て、アルバム『P.C.F』がリリースされるわけですが、CDとしてファンの皆さんに届けられる喜びも大きかったでしょうね。

小波津 志:やっぱりこのデビューとアルバムのリリースというのは僕らの中でも大きな目標でしたし、アーティストとしての第一歩だと思っているので、自分たちの声が世界中に届くかと思うと感慨深いです。

WEESA:CDはもちろんですが、自分たちの楽曲がサブスクに出てくるということもすごく嬉しいですし。

JIMMY:CDのサンプルが上がってきた時、本当に感慨深かったんですよね。小さい時からずっと、カーナビでCDを聴いたりしていたから嬉しくて。僕、GENERATIONSさんのデビューシングル「BRAVE IT OUT」を買って勉強机に飾っていたんですが、それと同じCDというものを自分も出せるんだと思うとすごく嬉しくて。

小波津 志:僕は出身が沖縄ということもあって、棚にはEXILEさんのベストアルバムとORANGE RANGEさんのCDを並ベていました。そこに自分も仲間入り出来ることが嬉しいし、ジャンルも年代も違うけど、同じ立ち位置でこれからやっていくんだって、気持ちが引き締まる感じでした。

WEESA:僕は両親が洋楽をよく聴いていてCDはたくさんあったんですが、印象に残っているのはスティーヴィー・ワンダーですね。こうして自分のCDが母のもとにも届くんだなと思うと、本当に嬉しいです。

JIMMY:頑張らないとなって思うよね。


▲JIMMY

──ではそのアルバム『P.C.F』はどんな作品になっているのか、具体的なお話を聞いていきたいと思います。

小波津 志:『P.C.F』は僕たちPSYCHIC FEVERの略称でもあるんですが、自分たちの等身大の想いを込めた作品であることを表したタイトルになっています。 “プレデビュー4部作”を筆頭に、メンバー紹介ソング「PSYCHIC FEVER!!」、2019年に全国47都道府県を回る武者修行で初めてパフォーマンスした「Spread The Wings」などのオリジナル楽曲を網羅したベスト盤的な内容に加えて、新曲3曲とJP THE WAVYさんにフィーチャリングで参加していただいた「Hotline (Remix) feat. JP THE WAVY」など、デビューアルバムにしてとてもスペシャルな1枚になりました。僕たちの世界観や夢に対する思い、これまでの道のりも感じていただけるんじゃないかなと思います。


▲『P.C.F』【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】


▲『P.C.F』【初回生産限定盤(CD+DVD)】


▲『P.C.F』【通常盤(CD)】

──日本全国、いろんなところで歌ってきた思い出も一緒に刻まれているんでしょうね。

JIMMY:プレデビュー曲として最初に「Hotline」をリリースした時はまさにコロナ禍で、オンラインで武者修行をやったりしていたんですが、お客さんの前で新しい曲を披露できないというもどかしい部分もありました。画面越しにどうやったら楽曲やパフォーマンスの良さが伝わるか、みんなで試行錯誤した思い出もあります。アルバムはこの曲から始まるんですが、自分たちにとってもメモリアルというか、いわゆる写真の方のアルバムみたいに自分たちの初心が思い出せる作品になっていると思います。



WEESA:3年分の思いが詰まっていますからね。でも僕も、個人的には「Hotline」に一番思い入れがあります。最初にレコーディングした時、自分のキャラクターとか歌がなんとなくハマらなかったんですね。どういう声で行こうかとかどういう歌い回しをしたらいいかを志くんに相談したりしながらレコーディングをし直したんですが、その時にちょっと感覚みたいなものが掴めた気がして。この曲がきっかけで、自分のキャラクター性や良さの出し方を知ることが出来たので、思い出深いです。

──「Best For You」、「Tokyo Spiral」、「Snow Candy」もプレデビュー曲として発表されていましたね。

JIMMY:「Best For You」は、僕らの中でかなりチャレンジした1曲でしたね。2枚目のプレデビューシングルにもなった曲なんですが、ラップしかやっていなかった(渡邉)廉がサビのメロディーを歌っているんです。もともと廉は志やWEESAと一緒にボーカルトレーニングもしていたんですが、こんな風に自分たちの可能性が広がっていくんだなった思えた1曲でもありました。

WEESA:ラップがメインになっていて、一番HIP-HOP色が強いのは「Tokyo Spiral」。ラッパーの(半田)龍臣くんがサビを歌っているんですが、今の僕と同じ世代の方々が一番好きなんじゃないかなって感じる曲ですね。最初に曲を聴いた時、僕もすごくアガりました。あと、僕たちの曲の中でも一番挑戦的なリリックかも。東京を代表して行ってやるぞっていう決意表明というか自分を奮い立たせるような歌詞もあったりするんですが、何か頑張ろうと思う時、気分を上げたい時なんかにも聴いていただきたい曲です。

小波津 志:「Tokyo」だけど気持ち的には日本から世界へって感じで。

JIMMY:「“Japan”Spiral」だよね。

小波津 志:「Snow Candy」を作っていた頃は自分たちに出来るんだろうかっていう不安というか、ちょっと自信が持てなくて、この曲をどう伝えていくかをWEESAとすごく話し合いました。勢いではなく言葉をしっかり伝える曲ということで、新しい歌い方、表現の仕方に結構苦戦しましたね。

WEESA:この曲って、一番LDHっぽいですよね。ボーカルとダンサーに分かれていて、振り付けもLDHっぽく大ぶりな感じ。ライブを見ていただくとわかると思うんですが、めちゃくちゃかっこいいんですよ。

JIMMY:これは僕が振り付けをやらせていただいたんですが、スタジオに2日間くらいこもって、何度も作り直しました。僕らにとって初の<ボーカルとパフォーマー>っていうスタイルの楽曲だったので、なるべく細かいフリを入れず、遠くのお客さんにも伝わるようにということを意識して作っていきました。



──デビューアルバム『P.C.F』のリード曲は「Choose One」。これはグループのムードがすごく伝わってくる1曲でしたね。

WEESA:僕らの決意表明というか、全員がひとつになって夢や目標を全力で叶えていくぞっていう気持ちが込められています。あとは聴いてくださる皆さんの夢や目標を少しでも後押しが出来ればと思って、パフォーマンスさせていただいています。

小波津 志:歌詞に「EXILEみたいにTouch The Sky」とあるんですが、最初は「僕が歌っていいの!?」って感じで(笑)。仮レコーディングの時からみんなで集まって話し合って、練習して、結局シンプルに歌った方がいいんじゃないかということで、今では結構自信持って歌えています(笑)。

WEESA:僕は冒頭の部分を歌わせていただいているんですが、レコーディングの時、初めて聴いてくださる方の耳にもしっかり残るように、ちょっと泣きの表現みたいなものも入れて歌いました。

JIMMY:デモの段階からボーカルと仮レコーディングをしていたんですが、この曲は特にボーカルのラインがキレイというか、志とWEESAの特徴がすごく生かされている感じだったので、ラップはがならず、しっかり言葉を伝えてWEESAのサビに受け渡すということを心がけました。

取材・文:山田邦子

※アルバムインタビューの後半は後日公開予定

リリース情報

デビューアルバム『P.C.F』
初回生産限定盤(CD+Blu-ray)
¥4,400- (tax in)
初回生産限定盤(CD+DVD)
¥4,400- (tax in)
通常盤(CD) / ¥3,300
★全形態スリーブ仕様
収録内容
▼CD ※全形態共通
1. Hotline
2. Choose One
3. Best For You
4. Tokyo Spiral
5. Spread The Wings
6. Spark It Up
7. Bitter Sweet
8. Snow Candy
9. PSYCHIC FEVER!!
10. Hotline (Remix) feat. JP THE WAVY
▼DVD ※初回盤共通共通
OMI LIVE TOUR 2022 “ANSWER...” OPENING LIVE ~P.C.F~@ ぴあアリーナMM
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